■第70回阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ) ※中央競馬重賞レース予想

1949年に関西地区の3歳(現2歳)チャンピオン決定戦として「阪神3歳ステークス」が創設され、当初は阪神競馬場・芝1200メートルで行われていたが、1960年に芝1400メートルに延長され、1962年以降は芝1600メートルで行われている。その後、1991年に3歳(現2歳)牝馬限定に変更され、レース名も「阪神3歳牝馬ステークス」に改称、牝馬の3歳(現2歳)チャンピオン決定戦として生まれ変わった。なお、馬齢表示の国際基準への変更に伴い、2001年に競走名が「阪神ジュベナイルフィリーズ」に改称された。
競走名のジュベナイル(Juvenile)とは、英語で「少年」「少女」という意味。フィリー(Filly)は牝馬、特に4歳までの牝馬のことをいい、この言葉には社交界にデビューする少女(女性)という意味も含まれている。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

■第70回阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)

砂短(satan)の推奨馬は以下の通りです。

砂短(satan)の推奨馬
砂短(satan)
「ジョディー」「シェーングランツ」「クロノジェネシス」「ビーチサンバ」「レッドアネモス(△1)」「ダノンファンタジー(△2)」「ローゼンクリーガー(△3)」の7頭です。

【馬連】(6点)
1頭目 ⑨
2頭目 ②④⑪⑫⑬⑮

【三連複】(15点)
1頭目 ⑨
2頭目 ②④⑪⑫⑬⑮
3頭目 ②④⑪⑫⑬⑮

【三連単】(30点)
1頭目 ⑨
2頭目 ②④⑪⑫⑬⑮
3頭目 ②④⑪⑫⑬⑮


砂短(satan)

今週は阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)です。
レース名が変更されてから30年近く経つにも関わらず、私の頭は未だ牡馬牝馬混合の「阪神3歳ステークス(GI)」。
弥生賞(GⅡ)を勝った「イブキマイカグラ」や、恐らく私の軸馬で、このレース3着馬スルーザドラゴン産駒「ミルフォードスルー」が真っ先に思い浮かびます。
ここからの教訓や植えつけられた記憶などはないのですが、近年の歴代優勝馬を見ると「ソウルスターリング」「アパパネ」「ブエナビスタ」の勝ち馬の他、「ショウナンアデラ」「ローブティサージュ」など全く記憶にない馬名が並びます。即ち的中していないか、その後に優勝馬が活躍していないかのどちらかになりますが、結論は統計データを眺めたあとにでも出したいと思います。

1998年からの馬券傾向は連対分布は15番人気以内、優勝馬は8番人気以内となっていますが人気以上に走っているのは8番人気(平均着順7.3着)と10番人気(平均着順8.8着)で上位人気については妙味の無い傾向となっています。2012年に「クロフネサプライズ(15番人気)」の2着実績もあるように、この時期の2歳牝馬の信頼度は低く、2勝馬クラスには警戒が必要です。
平均単勝配当905.9円、平均馬連配当8095.3円となっており、連対分布が広い割りに、大荒れ傾向もありません。
難易度から考えると、馬券的な魅力は少ないレースとも云えそうです。
私個人としては買い目がよほどまとまらない限りは「見」が妥当なレースと判断いたします。
予想につきましては以下考察結果と共に記載いたしますので、どうぞご覧ください。

ディープ産駒、外国人ジョッキー、もしくはトップジョッキーによる過剰人気が先行しがちなレースでもあるため、将来性から人気を取るよりは、現状の完成度で実を取った方が現実的なレースと云えます。
より客観視出来る、砂短指数、能力指数の考察結果を元に予想をして参ります。

砂短(satan)の◎本命馬は「クロノジェネシス」。砂短指数1位、能力指数は上位も全体的に抜けた存在は皆無のため、及第点と云えます。
バゴ産駒、母系にクロフネの配合、北村友一騎手の条件より、実力よりは人気が確実に落ちそうなところも魅力です。
現実、前走東京1800m戦のレースLAP11.3-11.0-11.1を0.9秒上回る32.5秒でまとめるあたりは現状の完成度としてはピカイチとみています。
特に減点材料もないことから連軸推奨といたします。

砂短指数2位の「ビーチサンバ」は前走スタート今ひとつも2着。正直流れも多少向いたところもありますが、まずまずの評価です。
能力指数からの客観的判断は及第点で、ここで勝負けしても不思議ではない数値を示しているため、推奨馬といたします。
結論は連下の判断です。現時点では可も無く不可も無くといったところでしょうか。

人気どころでは「ダノンファンタジー」は気になるところで、このレースにありがちな人気先行型になります。
馬主、血統、騎手、厩舎、着順と多くの方々が支持するファクターを凝縮したような同馬ですが、前走ファンタジーステークス同様に私の評価は決して高くはありません。
前走の砂短指数288から更に下がり今回は237。前走以上にパフォーマンスを発揮する確率は下がっています。
もちろん能力指数はここでは上位で勝負け出来る数値にはあるため推奨はいたしますが、信頼度は高くないとだけは申し上げておきます。
結論は連下の判断です。

その他では「ジョディー」「シェーングランツ」「レッドアネモス」が気になるところで、どれも展開次第では勝負け出来る能力指数を示しています。
この3頭を連下に加え、買い目算出したいと思います。

予想の所感としては2歳GⅠ戦というところもあり、制御不能で抑えの効かない馬も出たりして流石にスローは無いと見ていますが、「ジョディー」あたりが先手を取れるようであれば、私の想像の遥か先。
予測展開も御破算できっと素晴らしい配当が待っていると考えています。

また、仮に的中したとしても偶然の部類で間違いは無いとも考えている私の最終見解になりますが、今回ばかりはゆるい目で参考にしてみてください。

※参考データ 砂短(satan)指数

阪神
11R  阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)
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316 ⑨クロノジェネシス
299 ⑪ビーチサンバ
291 ②ジョディー
273 ④シェーングランツ
271 ⑫レッドアネモス
265 ⑩タニノミッション
257 ⑦ウインゼノビア
247 ⑮ローゼンクリーガー
237 ⑬ダノンファンタジー
225 ①ベルスール
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