■第69回毎日王冠(GⅡ) ※中央競馬重賞レース予想

本競走は、1950年に4歳(現3歳)以上の重賞競走として創設され、東京競馬場・芝2500メートルで行われた。創設当初は、勝ち抜き制(その競走で優勝した馬は、次回以降同じ競走には出走できない)が採用されていたが、1955年を機に過去の優勝馬にも出走資格が与えられた。
その後距離と開催競馬場は幾度か変更され、1981年のジャパンカップ創設に伴う番組改革で天皇賞(秋)の開催時期が1か月繰り上げられてからは、その前哨戦として東京競馬場での開催がすっかり定着している。なお、1984年に天皇賞(秋)が芝2000メートルに短縮されたことに伴い、本競走も芝1800メートルに短縮され現在に至っている。なお、2014年から本競走の優勝馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられることとなった。
本競走は、古馬だけでなく3歳馬も含め、マイル~中距離路線の実績馬たちが秋の始動戦として参戦するケースが多く、天皇賞(秋)・マイルチャンピオンシップなど、秋のGⅠ戦線を占う上で重要な一戦となっている。

■第69回毎日王冠(GⅡ)

砂短(satan)の推奨馬は以下の通りです。

砂短(satan)の推奨馬
砂短(satan)
「キセキ(△2)」「ケイアイノーテック(△3)」「サトノアーサー」「ステルヴィオ」「サンマルティン(△1)」「アエロリット」「サウンズオブアース」の7頭です。
※△2、△3は推奨はいたしますが、砂短(satan)の買い目には入りません。


【馬連】1軸流し(7点)
1頭目 ⑤⑨
2頭目 ④⑤⑥⑪

【三連複】フォーメーション(9点)
1頭目 ⑤⑨
2頭目 ④⑤⑥⑪
3頭目 ④⑤⑥⑪

【三連単】フォーメーション(21点)
1頭目 ⑤⑨
2頭目 ④⑤⑥⑨⑪
3頭目 ④⑤⑥⑪


砂短(satan)

1950年創設、伝統の重賞競走です。
云うまでもなく有力馬の秋GⅠ戦線始動戦でもあります。
また、GⅡとはいえオールドファンにとってはいろいろと思い入れがあるレースではないでしょうか。
私にとっては、やはり同期(※同学年のため勝手にそう言ってるだけですw)江田照男騎手で勝った1991年「プレクラスニー」になるのでしょうか。
同馬は晩春ステークス(東京1800m/1500万下)、エプソムカップ(東京1800m/GⅢ)と連勝し、このレースでマイル王「ダイタクヘリオス」を下し3連勝、本番の天皇賞秋(東京2000m/GⅠ)は武豊騎手騎乗のメジロマックイーンに6馬身離された2着入線も、まさかのメジロマックイーン降着による繰上げ優勝した思い入れのある名馬となります。
余談ではありますが、微妙な空気の中インタビューに答える江田照男騎手が未だ鮮明に思い浮かび、⑥「サンマルティン」に彼を乗せたら面白いかなぁと思うくらい、今年の騎乗機会が無い事は寂しい限りです。

いつも通り話は逸れましたが予想に参ります。
データは過去20年から抽出、人気からの傾向は優勝馬は9番人気以内、連対分布は12番人気となっていますが1番人気の勝率35.0%、連対率45%、6番人気までの連対率が軒並み20%超と、余程のことが無い限りは人気サイドが絡む傾向にあります。
平均単勝配当931.0円、平均馬連配当4981.0円でさほど固くない結果が出てはいますが、2013年の「ショウナンマイティ」や2014年「ワールドエース」のように主役不在、押し出された1番人気が飛んだことが要因となります。
2014年「ワールドエース」に至っては皐月賞GⅠ2着、マイラーズカップ優勝、安田記念GⅠ5着の戦績で1番人気となっており、安田記念GⅠの5着が不良馬場要因に集約された過剰人気でした。
今年で云うと「ステルヴィオ」や「ステファノフ」「ダイワキャグニー」あたりが怪しいということになるのでしょうか。
馬券セオリーとしては「格」重視で人気サイドからの流し、もしくはオッズが割れるようであればBOXがおすすめです。
過度な伏兵馬、穴狙いは避けた方が無難と云えそうです。

その他データ傾向からのキーワードは「馬齢3歳、4歳馬の高連対率」「逃げ馬有利」「上がり3ハロン地点差1.2秒が連対圏内」「単勝オッズ20倍以下」「前走1番人気/1着馬の高連対率」「前走GⅠ出走馬の高連対率」となります。

そして砂短(satan)の◎本命馬は「アエロリット」。
「競走成績」「ローテーション」「能力指数」「データ傾向」全てに於いて高いレベルにあり、逆らう理由が見当たらないため同馬を◎本命馬といたします。
その他で気になるところは「サウンズオブアース」と「ステルヴィオ」で、前者は札幌記念の手応えから距離を縮めて活路を見出して来たのと「能力指数」にも問題が無く、データ的に加齢による「能力指数」の下降線も辿っていないため面白い存在だと考えています。また後者は使い詰めが良くないタイプに見えるため「ポテンシャル」「能力指数」に「成長力」を加味した結果、今回のような休み明け初戦が面白いと考えています。
その他も数頭ピックアップしてありますので、よろしければ参考にしてみてください。

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