■第43回エリザベス女王杯(GⅠ) ※中央競馬重賞レース予想

1970年に4歳(現3歳)牝馬三冠競走の最終戦として創設された「ビクトリアカップ」が前身で、1975年にエリザベス女王が来日されたのを記念して、翌1976年に「エリザベス女王杯」として新たに第1回の競走が開催された。当初の競走条件はビクトリアカップを踏襲し、京都競馬場の芝2400メートル(外回り)、負担重量は定量、4歳(現3歳)牝馬限定の混合競走であった。
その後、1996年の牝馬競走体系の整備に伴い、競走条件が4歳(現3歳)の牝馬限定から4歳(現3歳)以上の牝馬限定に変更され、同時に距離も芝2400メートル(外回り)から芝2200メートル(外回り)へと短縮された。これにより、本競走は牝馬三冠路線を戦ってきた4歳(現3歳)の実績馬と古馬の強豪牝馬が一堂に会し、覇を競い合う一戦としてリニューアルされた。現在では、晩秋の京都競馬場を華やかに彩る“3歳以上の女王決定戦”として親しまれている。
本競走は2008年に創設された秋季国際GⅠ競走シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」に指定されている。また、2012年には、英国王室と縁の深いレースであるという背景から、英国連邦以外で一般的に許可されていないエリザベス女王即位60年記念「ダイヤモンドジュビリー」の日本での実施について特別の許可をいただき、「エリザベス女王即位60年記念」という冠名を付して行われた。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

■第43回エリザベス女王杯(GⅠ)

砂短(satan)の推奨馬は以下の通りです。

砂短(satan)の推奨馬
砂短(satan)
「フロンテアクイーン」「レッドジェノヴァ」「モズカッチャン」「クロコスミア」「リスグラシュー(△1)」「ノームコア(△2)」「コルコバード(△3)」の7頭です。

【馬連】1軸流し(6点)
1頭目 ⑦
2頭目 ②⑤⑨⑫⑬⑯

【三連複】フォーメーション(15点)
1頭目 ⑦
2頭目 ②⑤⑨⑫⑬⑯
3頭目 ②⑤⑨⑫⑬⑯

【三連単】フォーメーション(30点)
1頭目 ⑦
2頭目 ②⑤⑨⑫⑬⑯
3頭目 ⑤⑫⑬⑯


砂短(satan)

秋華賞GⅠほど思い入れの無いエリザベス女王杯GⅠ。理由は簡単で的中した記憶があまりないということに集約されます。
当然、高配当的中、高額な払戻しの記憶も無く、毎年いつの間にかに終わっているレースでもあります。

記憶を呼び覚ますため過去データを眺めてみると、私が競馬を始めたころは「サンドピアリス(20番人気)」が優勝し、単勝43,060円の大荒れ。
まともに予想しても無駄であるとの強烈なイメージが植えつけられたものの、やっと予想のベースがまともになり自信が付いて来たころには「タケノベルベット(17番人気)」が優勝、単勝9,130円でまともに考える事を放棄したレースであったことを思い出しました。
おそらくはこの冒頭で、この先を読むことを躊躇うユーザー様も多いと思われるため、あの頃の砂短(satan)とは違うところを今年はお見せしようと考えております。
果たして私は成長し、このレースを克服したのか、それとも一生考えることを止めるべきレースであったと再認識するのかは明日のみぞ知るといったところでしょうか。

では予想に参ります。傾向データは専門誌やJRA系列で散々出ていると思いますから、私は人気傾向からの馬券セオリーを考察してみたいと思います。
過去20年分の人気からの傾向は優勝馬は11番人気以内、連対分布も12番人気以内となっていますが、「ブエナビスタ」が3着に飛んだ2009年「クィーンスプマンテ(11番人気)」優勝を除けば優勝馬は7番人気以内、1番人気の勝率15.0%、連対率45.0%で1番人気の信頼度は薄いものの、上位人気馬から優勝馬が輩出される傾向が伺えます。

平均単勝配当1120.0円、平均馬連配当7873.5円で私の植え付けられた記憶とは違い、想定の範囲内で紐荒れ程度が現実です。
馬券セオリーとしては、過度な穴狙いは不要で、人気サイドから薄めまでの紐流しで略問題ありません。
3着馬の傾向も10番人気以内となっているため、3連系馬券についても比較的取りやすいレースかもしれません。

そして砂短(satan)の◎本命馬は「モズカッチャン」。
砂短指数は4位ですが上位との差は僅差で、能力データからは高いレベルで1枚は抜けています。成長曲線も緩やかではありますが右肩上がりで、チャンピオンホースへの領域へ更なる成長が期待出来ます。力の違いを魅せつけて、是非有馬記念へ駒を進めて欲しいと思っています。馬券も迷わず頭で取って勝負です。
砂短指数1位の「レッドジェノヴァ」は能力データのバックボーンと距離適正、成長過程も非の打ち所はありません。但し、レース間隔、馬体重の遷移をみると賞金加算目的に前走目一の可能性もあり、反動の不安もあります。血統的にはまだ奥がありそうで、本格化はまだ先との陣営の見解から無理はさせない可能性も高いとみて連下の判断です。
砂短指数2位の「フロンテアクイーン」は例年夏は休養させていましたが、今年はクイーンステークスより始動。前走後も在厩調整でここに照準を合わせてきました。
マイル中心に使われていますが、レース振りは折り合いに不安が無いタイプに見えるため、距離も問題ないとみています。
能力データからも昨年末より1戦毎に成長が見て取れるため、これを機にスターダムへのし上がっても不思議ではありません。有力な連軸候補の判断です。

その他面白そうなところでは昨年2着の「クロコスミア」。砂短指数は7番手ですがスコアは249と及第点です。能力データからは「カンタービレ」「ノームコア」と遜色なく、人気、実績から確実に馬券妙味はこちらにあります。
前走も番手から上がり3ハロン33.8の脚を使っているように決めてもあります。今回ハナを主張する可能性は大ですが、そこまでスローに落とさずとも粘る脚はあるため、是非とも連下に加えたい1頭です。

その他買い目につきましては上記まとめてみましたので、よろしければ参考にしてみてください。

※参考データ 砂短(satan)指数

京都
11R エリザベス女王杯(GⅠ)
——————–
311 ⑤レッドジェノヴァ
298 ②フロンテアクイーン
284 ⑫リスグラシュー
281 ⑦モズカッチャン
264 ⑪スマートレイアー
254 ⑥アドマイヤリード
249 ⑨クロコスミア
247 ⑧カンタービレ
245 ⑬ノームコア
239 ⑯コルコバード
——————–
・・・・・・

参考になったボタン♪

コメントを残す