■第24回NHKマイルカップ(GⅠ) ※中央競馬重賞レース予想

1953年から1995年までダービートライアルとして東京競馬場・芝2000メートルで行われていた重賞競走「NHK杯」が本競走の前身である。短距離適性を持つ馬や、当時はクラシックレースに出走できなかった外国産馬の目標となるGⅠレースを4歳(現3歳)春季に創設しようとする機運が高まり、1996年に東京競馬場・芝1600メートルを舞台にした4歳(現3歳)牡馬・牝馬限定、定量によるGⅠ・NHKマイルカップが新設された。
1997年の優勝馬シーキングザパールは、翌年フランスでG1モーリス・ド・ゲスト賞を制し、日本調教馬として初の海外G1優勝馬となった。翌1998年の優勝馬エルコンドルパサーは同年秋のジャパンカップを制し、翌年フランスでG1サンクルー大賞優勝・凱旋門賞2着など国内外で輝かしい成績を残した。また、2000年の優勝馬イーグルカフェと2001年の優勝馬クロフネはのちにジャパンカップダートを制覇したように、本競走からは様々なカテゴリーの活躍馬が送り出されている。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

■第24回NHKマイルカップ(GⅠ)

砂短(satan)の予想
砂短(satan)

※参考データ 砂短(satan)指数

東京
11R
NHKマイルカップ(GⅠ)
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147△①クリノガウディー
127△②プールヴィル
145△③ダノンチェイサー ※4着
109 ④イベリス
140 ⑤マイネルフラップ
104 ⑥グルーヴィット
126◎⑦グランアレグリア ※5着
108 ⑧ヴァルディゼール
131 ⑨ミッキーブラック
146〇⑩カテドラル ※3着
141 ⑪ロードグラディオ
120 ⑫ワイドファラオ
107 ⑬ファンタジスト
102 ⑭ハッピーアワー
134△⑮ヴィッテルスバッハ
142△⑯トオヤリトセイト
159△⑰アドマイヤマーズ ※1着
107 ⑱ケイデンスコール ※2着
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昨年度は圧倒的1番人気「タワーオブロンドン」が馬群に沈み、後方2番手を進む「ケイアイノーテック」が直線一気の伸び脚で優勝。2着「ギベオン」3着「レッドヴェイロン」が入り三連単129,560円と高配当になりました。
前半1000m58.0と「テトラドラクマ」が引っ張った昨年のレース。元々展開が読みづらい難解レースだけに、スタミナに裏打ちされた能力馬探しが、的中への最良アプローチかもしれません。
結果的に馬券はハズしましたが、データ傾向は十分役立つと判断していますので、昨年度データ考察結果にご興味のある方は、どうぞご覧ください。

■第23回NHKマイルカップ(GⅠ)

2018年5月4日

砂短(satan)の◎本命馬は「グランアレグリア」。砂短指数11位、能力指数は1位です。
指数のアンバランスからも、このレースの難解さを示しており、強い桜花賞馬でも許容出来ないファクターがあることを裏付けています。
但し、能力指数だけを見ると順調な成長度合、既に3歳馬としてのレベルの高い数値を叩きだしており、このレースを勝つには十分なデータとなっています。
勿論、ペース云々や朝日杯の敗因など論じる点は幾つかありますが、同馬もまた成長し、その当時のレベルではない事は数値が証明しています。
他に大きな懸念点も無い事から、最終結論は連軸推奨といたします。

取捨選択に迷うのは砂短指数1位、能力指数2位の「アドマイヤマーズ」。現在2番人気で妙味からも1番選択したくない1頭となります。
皐月賞ではタイムアタックを期待して本命◎を打ちましたが、予定とは異なる競馬で惜敗した経緯もあります。
仮に皐月賞が通過点であれば、過去の名馬とのデータ比較で、遜色無くチャンピオンクラスまでが期待出来ただけに非常に残念でなりません。
また、負けたことで能力指数は頭打ちの傾向を示す結果となり、データ考察からの客観的評価は3歳重賞クラスにまで落ちています。
血統背景からのコース適正も十分とは云えず、能力値は認めるものの、最終判断は最も危険な1頭の判断です。推奨除外といたします。

その他面白そうなところでは砂短指数3位、能力指数7位の「カテドラル」。昨年デビュー2連勝をした素質馬も、年明けの京成杯GⅢですっかり株を落とす結果になりましたが、前走は後方からメンバー最速の上がりを炸裂。
レースレベルは微妙なものの、改めて同馬のポテンシャルを認識する形となりました。
能力指数からは「グランアレグリア」の足元には及ばないものの、「アドマイヤマーズ」であれば影は踏めそうな勢いです。芝2000m中心に使われていただけあって、血統背景からもスタミナ補完は十分で、特に母系からの後押しは抜けています。
スピードだけで勝つには難しい府中のマイル戦。同馬の材料は揃ったとみて2軸にはなりますが、こちらも連軸推奨といたします。

その他の馬券圏内は「クリノガウディー」「プールヴィル」「ダノンチェイサー」「ヴィッテルスバッハ」「トオヤリトセイト」の5頭で、それぞれ連下に加え勝負です。
買い目につきましては以下掲載いたしますので、よろしければ参考にしてみてください。


【馬連】(11点)
1頭目 ⑦⑩
2頭目 ①②③⑩⑮⑯

【三連複】(15点)
1頭目 ⑦
2頭目 ①②③⑩⑮⑯
3頭目 ①②③⑩⑮⑯

【三連単】フォーメーション(30点)
1頭目 ⑦
2頭目 ①②③⑩⑮⑯
3頭目 ①②③⑩⑮⑯



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