■第80回菊花賞(GⅠ) ※中央競馬重賞レース予想

菊花賞は、イギリスのセントレジャーに範をとり創設されたクラシックレースのひとつで、最もスタミナのある優秀な繁殖馬を選定するためのチャンピオンレースである。このため、出走資格は3歳の牡馬と牝馬に限られ、せん馬(去勢馬)は出走できない。また、本競走はクラシック三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)の最終関門であり、「皐月賞は“最も速い馬”が、ダービーは“最も幸運に恵まれた馬”が、菊花賞は“最も強い馬”が勝つ」と言われている。これまでに、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクトそしてオルフェーヴルの7頭が三冠馬に輝いている。

1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬」として本競走は創設され、1948年より現在の名称「菊花賞」になったが、京都競馬場のスタンド改修工事により阪神競馬場で行われた1979年を除き、距離3000メートルと京都競馬場での開催は第1回から変わることなく、今日まで連綿と受け継がれている。この京都競馬場の芝・外回りコースを舞台に、スピードとスタミナを兼ね備え、2度の坂越えと3000メートルの長丁場を克服して先頭で駆け抜けた馬に菊花賞馬の栄誉が与えられる。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

京都11R
第80回 菊花賞(GⅠ)
砂短(satan)

京都
11R 第80回菊花賞(GⅠ)
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182◎①ザダル
147 ②ニシノデイジー
142 ③カリボール
170△④ユニコーンライオン
149 ⑤ワールドプレミア ※1着
141 ⑥ディバインフォース ※4着
158△⑦ヒシゲッコウ
127 ⑧メロディーレーン ※5着
153 ⑨ヴァンケドミンゴ
178 ⑩カウディーリョ
135 ⑪シフルマン
139△⑫レッドジェニアル
151△⑬ヴェロックス ※3着
184△⑭サトノルークス ※2着
193△⑮ホウオウサーベル
173 ⑯ナイママ
159 ⑰タガノディアマンテ
154 ⑱メイショウテンゲン
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※上記左列の数値は砂短指数(参考データ)
※砂短指数についてはこちら

「菊花賞は強い馬が勝つ」
有名な格言ですが、歴代優勝馬をみれば、その理由も分かります。
近年を見れば、昨年度の「フィエールマン」、2015年「キタサンブラック」とチャンピオンホースを輩出しており、その傾向に変わりはないと確認は出来ますが、2,3着馬に於いては紛れがあるのは事実。
以前はスタミナ色豊かな血統が好まれたレースも、展開一つで不要なファクター。馬場とペースメーカーとシュミレートした上での決め打ちが鍵となりそうです。

10月19日(土)の芝レース結果、及び10月20日(日)レース当日の降水確率を考慮すれば稍重以上は無いと判断。
そして、近年の傾向、メンバー構成より、3000mを走破するポテンシャルの必要無し。実績、血統背景からクラシックディスタンスを網羅すれば勝負出来るとの見解です。
また、能力指数から、今回のレースに於いて余程インパクトのある勝ち方をしない限りは、チャンピオンホースの領域には程遠く、来年以降の期待は無いとも考えております。

砂短(satan)の◎本命馬は「ザダル」。砂短指数3位、能力指数は1位です。

春のクラシック実力馬「ヴェロックス」を差し置いての能力指数1位。
雹で順延となったプリンシパルSを3連勝で飾り、ローテーションの関係から秋に備えた不運な1頭です。
正直ダービーに出走して勝負になったかと云えば微妙なラインが妥当な見解も、夏を越しての初戦、ポテンシャルを再び示す形となりました。
能力指数は既に古馬オープンクラスの領域。このメンバーに入っても見劣りどころか、上昇度を考慮すれば相当期待が持てる数値です。
父「トーセンラー」はセントライト記念2着、菊花賞3着馬。マイルチャンピオンシップも勝っているようにスピードのポテンシャルも兼ね備えていた1頭です。
母の血でどこまでの憶測もありますが、成長曲線からは、この時期に大幅に伸びる印象。
コース、距離適正も全てアベレージ以上で、特に母系の後押しはプラス要素。
混戦の菊を断つのは、いつの時代も新星。昨年の「フィエールマン」に続き、一気にスターダムへ。連軸推奨といたします。

現在1番人気の砂短指数11位、能力指数2位の「ヴェロックス」。
断然の人気にならないところをみても、皐月賞馬、ダービー馬はおろか、神戸新聞杯の勝ち馬、ダービー2着馬も不在。理論上、押し出された形の人気が正直なところ。
母系のスタミナ色、春の戦績を考えれば押し出される理由に同意する部分もありますが、父「ジャスタウェイ」、前走の内容を考慮すればウィークポイントが無い訳ではありません。
下馬評は鵜呑みに出来ず、連下妥当が最終判断です。

推奨馬の予測勝率は12%、予測連対率15%と軸馬としての信頼度は低め。
予測回収率は185%と、妙味十分の傾向です
指数傾向からのおすすめ馬券は単勝、馬複、オッズ次第では馬単マルチ、3連系は三連単複がおすすめです。

その他馬券圏内は「ユニコーンライオン」「ヒシゲッコウ」「レッドジェニアル」「ヴェロックス」「サトノルークス」「ホウオウサーベル」で、少々手広くなりますが、それぞれ連下の判断です。
買い目につきましては以下掲載いたしますので、よろしければ参考にしてみてください。


【馬連】
1頭目 ①
3頭目 ④⑦⑫⑬⑭⑮

【三連複】
1頭目 ①
3頭目 ④⑦⑫⑬⑭⑮
3頭目 ④⑦⑫⑬⑭⑮

【三連単】
1頭目 ①
3頭目 ④⑦⑫⑬⑭⑮
3頭目 ④⑦⑫⑬⑭⑮


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