■第63回有馬記念(GⅠ)  ※中央競馬重賞レース予想

1956年に本競走の前身である「中山グランプリ」が創設された。当時、暮れの中山競馬は中山大障害が最大の呼び物であったが、東京競馬場の日本ダービーと比較すると華やかさに欠けていたことから、当時の理事長でもあった有馬頼寧が、中山競馬場の新スタンド竣工を機に、暮れの中山競馬にも日本ダービーに匹敵する大レースをと提案し、当時としては他に例を見ないファン投票による出走馬の選定方法を用い、芝・内回りコースの2600メートルで行われた。ところが、第1回の成功の興奮が冷めやらぬ翌1957年1月9日、創設者である有馬理事長が急逝したため、同氏の功績を称え、競馬の発展に尽力した同氏の名前をとり「有馬記念」と改称された。
その後、1960年に芝・外回りコースに変更されたのち、1966年から芝・内回りの2500メートルに変更され現在に至っている。本競走は、創設時から変わることなく中山競馬場を舞台に行われ、中央競馬の一年を締めくくるレースとして定着。幾多の名馬たちが中央競馬の歴史に語り継がれる名勝負を繰り広げてきた。
1996年から従来の推薦方式を廃止し、ファン投票上位10頭ならびに競走成績を考慮して出走馬の選出が行われるようになった。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

■第63回有馬記念(GⅠ)

砂短(satan)の予想
砂短(satan)

※参考データ 砂短(satan)指数

中山
11R 第63回有馬記念(GⅠ)
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335 ⑭キセキ
320 ②クリンチャー
318 ③モズカッチャン
313 ⑤パフォーマプロミス
309 ⑫レイデオロ
306 ①オジュウチョウサン
304 ⑮シュヴァルグラン
294 ⑥サトノダイヤモンド
287 ④マカヒキ
287 ⑧ブラストワンピース
287 ⑩ミッキースワロー
285 ⑨リッジマン
273 ⑪ミッキーロケット
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普段は競馬をやらない人でもこのレースだけは参加するも多い有馬記念。JRAのイメージ戦略や労働人口の増加も手伝い1990年代は毎年800億円前後の売上が出る国民行事並みのレースです。
私の記憶では当時のJRAの年間売り上げは4兆円を超えた年もあり、身を置いていた会社資本同等で、まさにディープインパクトといった感じでした。

現在は400億円程度まで下がっているようですが、それでも凄い数字です。
控除率25%を差し引いても300億円。いつかはこんな馬券を独り占めしてみたいものです。

冒頭からいやらしい話になりましたが、この有馬記念。私の競馬人生に於いても幾つかの分岐点があったレースでもあります。

近いところで云えば・・・
昨年開設したウェブサイトの予想初陣は有馬記念。
開門ダッシュでいち早くスタンドに辿り着いたのも有馬記念。
その姿をテレビ放映で母親に見られ幻滅されたのも有馬記念。
データ予想のきっかけも有馬記念。
友人の裏切りを事件があったのも有馬記念。
※ご興味のある方はこちらをどうぞ

等々。このレースに限ってはネタが尽きないほど私自身も思い入れのあるレースです。
「イナリワン」「オグリキャップ」「ダイユウサク」「メジロパーマー」「トウカイテイオー」「 ナリタブライアン」・・・
優勝馬たちの鮮明な記憶が残っていますが、あっと驚く「ダイユウサク」は的中。「メジロパーマー」はカスりもしませんでした・・・
的中レースしか記憶に残らない私でも覚えてしまう有馬記念。今年もまた強いグランプリホースの雄姿に期待です。

過去20回からの馬券傾向より見て参ります。
連対分布は14番人気以内、優勝馬は9番人気以内ですが、みなさまご存知の通り、1番人気の勝率55.0%、連対率70.0%と強力なデータがあります。
平均単勝配当783.5円、平均馬連配当7832.0円と紐荒れ傾向ではと、単純な考察結果からは伺えますが、1,2番人気のワンツーフィニッシュが5回もあり、迂闊に紐荒れ狙いをするのも得策とは云えません。
とは云え、昨年も2着に「クイーンズリング」が絡んでいるように荒れる要素はいつでも垣間見れるレースとなりますので、データ分析結果より、幾つかのキーポイントを抑えた上で予想して参ります。

砂短(satan)の◎本命馬は「レイデオロ」。砂短指数5位タイ、能力指数は1位と、前走チャンピオンクラスへデータ的に足りない部分は補完されたとコメントした「キセキ」を全て微量だけ上回っています。
能力指数は、既にチャンピオンホースが示すデータ領域に入っており、ピークを抜けない限りはミドルディスタンスのチャンピオンとして君臨すると見ています。他馬とは圧倒的なポテンシャルの差がありますので、逆らわず連軸推奨です。

砂短指数1位の「キセキ」も同様で、足りないデータが気になり、天皇賞秋GⅠでは無印にしましたが、補完されたデータを纏ったあとは前走ジャパンカップGⅠが示す通りです。
ルーラーシップ産駒の成長力と可能性を体現した産駒で、私の概念を少し覆した同馬もまた、能力指数はチャンピオンホースの領域で、枠順やジャパンカップからの臨戦過程を心配する声もありますが、純粋なデータからは連軸推奨になります。が、「レイデオロ」との2軸は取れないため、買い目からは連下扱いとさせていただきます。

予想の段階で単勝オッズ2番人気の「オジュウチョウサン」は現在11連勝中。云わずと知れた障害レースのスターホースで「メジロパーマー」あたりと思いを重ねている方も多いのではないでしょうか。
ストレートに私の見解を申し上げれば、無印で問題ないと判断しています。
砂短指数より同馬の実力を発揮する確率は高いと判断していますが、能力指数の絶対値は平地競走では確実に1000万下条件クラスで、連勝の戦績から相当のファイティングスピリッツの持ち主だと理解は出来ますが、残念ながら真っ当な理論考察からは掲示板にも乗らないが妥当な判断です。
最終判断は推奨除外といたします。

その他では「クリンチャー」「モズカッチャン」「パフォーマプロミス」「ミッキースワロー」「ミッキーロケット」が気になるところで、どれも展開次第では連対出来る能力指数を示しています。
逆に「シュヴァルグラン」「サトノダイヤモンド」は劣化。「マカヒキ」は2017年大阪杯GⅠをピークに劣化の兆候は見られませんが、いまひとつパッとせず掴みづらい傾向があります。
「シュヴァルグラン」「サトノダイヤモンド」は推奨除外、その他は連対のポテンシャルは秘めているため、連下の評価としておきます。

ウェブサイト開設1周年の節目のレース。3連系も全て的中し、ユーザー様のお役に立てればと考えております。
平成最後のグランプリレース「有馬記念GⅠ」。
是非、一緒に楽しみましょう。


【馬連】(7点)
1頭目 ⑫
2頭目 ②③④⑤⑩⑪⑭

【三連複】(15点)
1頭目 ⑪⑫⑭
2頭目 ⑪⑫⑭
3頭目 ②③④⑤⑩

【三連単】フォーメーション(42点)
1頭目 ⑫
2頭目 ②③④⑤⑩⑪⑭
3頭目 ②③④⑤⑩⑪⑭


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