■第86回東京優駿(日本ダービー)(GⅠ)

クラシック三冠レースの第二弾として行われる日本ダービーは、イギリスのダービーに範をとり、競走体系の確立と競走馬の資質向上を図るという意図から、1932年に4歳(現3歳)牡馬・牝馬限定の重賞競走「東京優駿大競走」として創設され、目黒競馬場の芝2400メートルで行われた。1934年から府中の東京競馬場に舞台を移して行われ、以降は距離・競馬場とも一度も変更することなく継続している。
レース名は、1938年に「東京優駿」、1948年に「優駿競走」、1950年に「東京優駿競走」に変更のうえ(日本ダービー)という副称が付けられたのち、1964年に「東京優駿(日本ダービー)」と改称され、現在に至っている。
本競走は1984年のグレード制導入によりGⅠに格付けされた。クラシック三冠レースについて、“皐月賞は最も速い馬”が、“日本ダービーは最も幸運に恵まれた馬”が、“菊花賞は最も強い馬”が勝つと言われている。また、“競馬の祭典”とも呼ばれる日本ダービーの栄冠を勝ち取ることは、日本のすべてのホースマンが憧れる最高の栄誉とされている。
競走名の「ダービー(Derby)」とは、1780年にイギリスで同レースを創設した、第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレー氏にちなむ。現在は一般的に3歳馬の頂点を決める競走として世界各国の競馬場で「ダービー」が行われ、わが国でも”競馬の最大の祭典”として、競馬ファン以外にもその名が広く知れ渡るレースとなっている。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

東京11R
■第86回東京優駿(日本ダービー)
砂短(satan)

東京
11R
■第86回東京優駿(日本ダービー)
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178△①ロジャーバローズ ※1着
158 ②ヴィント
168△③エメラルファイト
149 ④サトノルークス
159 ⑤マイネルサーパス
189◎⑥サートゥルナーリア ※4着
191 ⑦ダノンキングリー ※2着
146 ⑧メイショウテンゲン
133 ⑨ニシノデイジー ※5着
174△⑩クラージュゲリエ
170 ⑪レッドジェニアル
156 ⑫アドマイヤジャスタ
187 ⑬ヴェロックス ※3着
174△⑭ランフォザローゼス
170△⑮リオンリオン
172△⑯タガノディアマンテ
169 ⑰ナイママ
130 ⑱シュヴァルツリーゼ
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※上記左列の数値は砂短指数(参考データ)
※砂短指数についてはこちら

昨年は福永祐一騎手騎乗のワグネリアン(5番人気)が、先団外目追走から直線の叩き合いを制して優勝。平成最後のダービー馬となりました。
福永騎手初制覇も重なり、特に現地観戦した方々にとっては、いつもにも増して感動したレースでは無かったでしょうか。

個人的な事を申し上げれば、ダービーの現地観戦は1990年「アイネスフウジン」から、翌々年1992年の「ミホノブルボン」までで、正味30年以上現地観戦しておりません。

現地観戦の「LIVE」と、それ以外の「VIRTUAL」
その場でなければ味わえない感動や空間が、必ず「LIVE」には存在します。

私が20代前半、大学で工学系学部に在籍していた頃、既にVIRTUALやAIはこの世に存在し、AIに於いては1950年代後半からコンピューターによる「推論」や「探索」が行われていました。
大学時代の私もまたそれらに感化され、今も続けている競馬予想に於いても「AI化」を模索した時期もありましたし、今になっても指数算出等似たような事は行うものの、到底その領域には届いていません。

LIVEとVIRTUALを明確に二分化し、偏った考えを持ったことは一度もありませんが、VIRTUALがこれだけ発達しても尚、なぜ人はLIVEに拘るのか。

インターネットが発達し、SNSの普及も手伝いVIRTUAL、AIが進化しても「本物」に勝るものがないからです。
だからこそ「本物」を求めてそこに足を運ぶ。
私は40数年の人生経験からそれらを学びました。

いつか私の所有馬、もしくは出資馬がダービーに出走するその日まで、私は現地観戦の皆様を羨みながら、予想家、もしくは馬券師としてTV観戦をしたいと思っています。
現地観戦の方々にはLIVEをご堪能いただき、贔屓、先入観無しの私の予想も傍らにご覧いただければ幸いです。

肝心の昨年度予想については、推奨馬に2着馬「エポカドーロ」、3着馬「コズミックフォース」は挙がっておらず、散々たる結果で終わりましたが
今年は皐月賞1~3着馬が揃う贅沢なダービー。本命馬も顕在で比較対照がハッキリした構図です。
平成最初のダービーは本命◎「ウィナーズサークル」で的中。令和最初のダービーも的中し、競馬人生に思い残すことのが無い様な結果が欲しいと考えております。
昨年の散々たる予想結果の元となったデータ考察は今年も活用。データに興味のある変わったユーザー様はよろしければご覧ください。

■第85回東京優駿(日本ダービー)(GⅠ)

2018年5月26日

砂短(satan)の◎本命馬は「サートゥルナーリア」。砂短指数2位、能力指数は1位です。
前走の皐月賞は当時の完成度と過剰人気から、過去の名馬と比較した酷評になりましたが、終わってみれば無敗の皐月賞馬の誕生。ダービーへ向けて、更に上昇。視界良好は間違い無しの見解です。
テン乗り不安視もありますが、即切り出来る代物ではなく、緊張云々や他騎手の包囲網など仮説レベルの別次元の話。裏付けが取れないファクターは放っておくが吉。
現実「デビューから全て1番人気」、そして「無敗の皐月賞馬」。血統背景からはいまひとつトーンは上がりませんが、能力数値は皐月賞で補完され、普通に回ってくればダービー馬とデータは示しています。
連軸推奨といたします。

前走の皐月賞で、砂短指数1位、能力指数1位評価の「ヴェロックス」。データ考察結果からは皐月賞予想記事でも書いた通り、間違い無くNHKマイルへ向かうべきであったと思っています。
休み明けで本調子に無かった「サートゥルナーリア」と互角の勝負であれば、乱ペース、地力勝負のタフなレースも考えられる今回は、他馬に間に割って入られる可能性も十分。
砂短指数1位、能力指数2位の「ダノンキングリー」も同様に勝負付けは済んだとみており、実績から指数評価は申し分無いものの、馬券妙味の観点からも両馬共に推奨除外の判断です。

残る該当馬については、データ傾向考察からの減点材料は少なく、且つ馬券妙味が高い馬を選択。

面白そうなところでは砂短指数4位、能力指数4位の「ロジャーバローズ」。
デビューから5戦、出走レースの平均距離は2000mと陣営が完全なミドルディスタンスへの素質を見出している1頭で、コース適正は血統背景からの後押しも十分、早い脚を使った実績はないものの地力勝負の持久戦には持って来いのポテンシャルです。
最内枠で浜中騎手。チーム角居の作戦は分かりませんが、1000m通過59秒台後半で流せば一発の布石は十分とみて連下最上位評価といたします。

その他データ考察結果からの馬券圏内は「エメラルファイト」「クラージュゲリエ」「ランフォザローゼス」「リオンリオン」「タガノディアマンテ」の5頭で、それぞれ連下の結論です。
買い目につきましては以下掲載いたしますので、よろしければ参考にしてみてください。


【馬単】
1頭目 ⑥
2頭目 ①③⑩⑭⑮⑯

【三連複】
1頭目 ⑥
2頭目 ①③⑩⑭⑮⑯
3頭目 ①③⑩⑭⑮⑯

【三連単】フォーメーション
1頭目 ⑥
2頭目 ①③⑩⑭⑮⑯
3頭目 ①③⑩⑭⑮⑯


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