■第60回宝塚記念(GⅠ) ※中央競馬重賞レース予想

一年の掉尾を飾る「有馬記念」と同様に、上半期の締めくくりのレースとして、出走馬をファン投票で選出するレースを設け、関西地区の競馬を華やかに盛り上げようという趣旨から、1960年に創設されたのが「宝塚記念」である。第1回は、3歳以上・馬齢重量の条件で、阪神競馬場の芝1800メートルで行われた。距離については、翌1961年から2000メートルに、さらに1966年に現在の2200メートルに延長された。その後、開催時期の変更に伴い、1968年から4歳以上となっていた出走資格が、1987年に再び3歳以上に戻された。
レース名の「宝塚」とは、兵庫県南東部に位置する宝塚市のことを指す。宝塚市は、本競走が行われる阪神競馬場の所在地であり、「宝塚歌劇団」をはじめとした文化施設が数多く存在している。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

阪神11R
第60回 宝塚記念(GⅠ)
砂短(satan)

阪神
11R
第60回宝塚記念(GⅠ)
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215△①キセキ ※2着
216注②レイデオロ ※5着
188?③エタリオウ
207◎④アルアイン ※4着
135 ⑤タツゴウゲキ
199 ⑥スティッフェリオ
186 ⑦マカヒキ
171 ⑧ショウナンバッハ
161 ⑨クリンチャー
174 ⑩ノーブルマーズ
211〇⑪スワーヴリチャード ※3着
152△⑫リスグラシュー ※1着
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※上記左列の数値は砂短指数(参考データ)
※砂短指数についてはこちら

昨年は7番人気「ミッキーロケット」が優勝。2着が10番人気「ワーザー」、3着は12番人気「ノーブルマーズ」が入り三連単492,560円の波乱の結果となりました。
私の予想はと云えば、パンパンの良馬場、逃げ設定の「タツゴウゲキ」を◎本命に。前日は生憎の雨、当日も回復せず同馬は4コーナーまでも持たない散々たる結果に終わりましたが、実際は過去高額払戻しが複数回もあるゲンの良いレース。
昨年は夢も期待も無かったリベンジを、「波乱」の2文字を付けてお返ししたいと考えております。

砂短(satan)の◎本命馬は「アルアイン」。砂短指数4位、能力指数は3位です。
本質は2000m以下がベストと考えている同馬もこのコースでは別物、コース巧者が再び祭冠の見解です。
今年に入ってからのパフォーマンスは間違いなく同馬がNo1。遠ざかった勝ち星も2017年皐月賞から11戦も要しましたが、前走掴んだ勝利で勢いが違います。
デビューより名馬の領域に入ったパフォーマンスは一度もありませんが、2018年からはGⅠらしいパフォーマンスを常に推移しており、「キセキ」が目標になる分、前走同様にレースはしやすいと考えています。
瞬発力勝負は分が悪い同馬にとって「キセキ」が作り出すペースは好都合、他データからの懸念材料も少なく連軸推奨の判断です。

逆に「レイデオロ」にとって「キセキ」が作り出すペースは分が悪く、直線は脚色が鈍る可能性が高いとみています。
事実、この手のレースが向かないのは有馬記念で実証済みで、今回も複勝圏内と考えた方が現実的。最終判断は連下評価も3着固定の判断です。

その他面白そうなところでは砂短指数3位、能力指数4位の「スワーヴリチャード」。スピードの持続性が高いロングスパートはここでも脅威、現時点で7番人気を考えれば妙味十分です。
昨年の大阪杯やジャパンカップで魅せたパフォーマンスは一流馬の領域で、勝つにあたりポテンシャルの不足はありません。
「アルアイン」同様に他データからの懸念材料も少なく、連下最上位の判断です。

最後に砂短指数6位、能力指数6位の「エタリオウ」についてですが、ひと言で云えば「買いづらい」に尽きます。
前走の天皇賞春でもコメントを述べたように能力指数は間違いなく右肩上がり、成長力も期待出来る血統で、将来的にどこまで推移するのか楽しみな馬ではありますが、いかんせん結果がついてこない。
毎回机上の空論で空回りするデータとリンクしないタイプの可能性を考え始めています。この手は条件馬には多いものの、重賞馬が出揃うオープンクラスでは、珍しく今回も額面通りに取れなかった1頭です。
客観的な所感は能力指数は上位、不確定要素と指数バランスで圏外が妥当な判断で、最終結論は「?」が付く連下としておきます。

その他データ考察結果からの馬券圏内は「キセキ」「リスグラシュー」の判断で、実績馬を推奨している以上、それほど面白い予想にはなっていませんが、組合せ次第ではそれなりの回収率が見込めます。
買い目につきましては以下掲載いたしますので、よろしければ参考にしてみてください。


【馬連】
1頭目 ④
2頭目 ①③⑪⑫

【三連複】
1頭目 ④
2頭目 ①③⑪⑫
3頭目 ①②③⑪⑫

【三連単】フォーメーション
1頭目 ④
2頭目 ①③⑪⑫
3頭目 ①②③⑪⑫


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