■第159回 天皇賞(春)(GⅠ)※中央競馬重賞レース予想

■天皇賞(春)
天皇賞(春)は、京都競馬場・芝3200メートルを舞台に古馬最高の栄誉を懸けて争われる、長い歴史と伝統を誇る競走である。

■天皇賞の前身
1905年(明治38年)の5月6日に横浜の日本レースクラブが、明治天皇から「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜されたことにより創設した「エンペラーズカップ」が天皇賞の前身。翌1906年(明治39年)には東京競馬倶楽部にも御賞典が下賜され、その後、阪神、福島、札幌、函館、小倉の計7つの競馬倶楽部で「帝室御賞典競走」として行われるようになった。

■第1回
1936年(昭和11年)に「日本競馬会」が設立されて、翌1937年(昭和12年)に各競馬倶楽部が「日本競馬会」に統合されたのを機に、「帝室御賞典競走」は春が阪神、秋が東京と、東西で年2回開催される現在のスタイルとなり、同年の秋のレースが第1回の天皇賞とみなされている(東京競馬場・芝2600メートルで開催)。その後、第2回の1938年(昭和13年)春は阪神競馬場・芝2700メートルで、3歳以上の馬によって争われ、第3回の同年秋からは、「4歳以上、芝3200メートル」の競走条件となり、能力検定競走として非公開で行われた1944年(昭和19年)春まで「帝室御賞典競走」の名称で行われていた。

■戦争による中断と再開
1944年(昭和19年)秋から戦争の影響で中断されたが、戦後の1947年(昭和22年)春に「平和賞」の名前で復活したのち、同年秋から現在の「天皇賞」に改称され、春は京都競馬場、秋は東京競馬場で開催されることになった。

■競走条件の変遷
1981年(昭和56年)春に“勝抜制”が廃止されて、過去の優勝馬にも出走権が与えられるようになった。これまで、タマモクロス(1988年春・秋)、スーパークリーク(1989年秋、1990年春)、メジロマックイーン(1991・1992年春)、ライスシャワー(1993・1995年春)、スペシャルウィーク(1999年春・秋)、テイエムオペラオー(2000年春・秋、2001年春)、シンボリクリスエス(2002・2003年秋)、メイショウサムソン(2007年春・秋)、フェノーメノ(2013・2014年春)、キタサンブラック(2016年春、2017年春・秋)の10頭が2回以上天皇賞を優勝している。

長年、「4歳以上、芝3200メートル」という条件で行われていた天皇賞であるが、1984年(昭和59年)の競馬番組の変革により、秋は距離を芝2000メートルに短縮し、さらに1987年(昭和62年)から秋の天皇賞には3歳馬が出走できるように条件が変更された。これにより、春は4歳以上のステイヤー日本一を決めるレース、秋は3歳以上の中距離ナンバー1決定戦と、その性格が明確に分けられた。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

■第159回天皇賞(春)(GⅠ) ※中央競馬重賞レース予想

砂短(satan)の予想
砂短(satan)

※参考データ 砂短(satan)指数

京都
11R
第159回天皇賞(春)(GⅠ)
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196△①チェスナットコート
255◎②エタリオウ ※4着
162△③リッジマン
216 ④ヴォージュ
239△⑤メイショウテッコン
238 ⑥カフジプリンス
206 ⑦グローリーヴェイズ ※2着
196 ⑧パフォーマプロミス ※3着
216△⑨ユーキャンスマイル ※5着
214△⑩フィエールマン ※1着
203 ⑪ケントオー
180 ⑫クリンチャー
215△⑬ロードヴァンドール
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昨年推奨軸馬◎「レインボーライン」が1着もレース終了後に下馬と三連単6点的中も後味の悪い結果となりました。
アクシデントは憑きものの競走馬の世界。「平成最後」「令和」に何の感情も抱かない私でも、競走中止、途中下馬の光景は何度見ても慣れることはありません。
そんな彼も北海道新冠郡新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬生活に入り、無事初年度の種付けに。
今頃になって昨年の的中を心底喜べたのも、彼が無事であったからに他ありません。今年の天皇賞春は、ここへ駒を進められなかった有力馬「シャケトラ」の分も出走各馬には頑張って欲しいと思いますが、先ずは全馬無事でゴールを切に願います。
昨年のデータ考察結果にご興味のある方は下記をご覧ください。

■第157回天皇賞(春)(GⅠ)

2018年4月25日

13頭立てとは云え、歴戦の古馬が揃う伝統のレース。騎手同士の道中の駆け引き、ポジション争いは当にガチ、「メイショウテッコン」「ロードヴァンドール」に前を委ねれば、後ろが楽になる展開は想像し難く、スタミナ勝負は必至。
確実に血統のバックボーンが必要になるレースとみています。
血統背景から何に対してフォーカスするかを分類すればカテゴリは様々ですが、私の場合はコース適正、距離の2点のみ。月並みですが長距離レース、特に天皇賞に限ってはブルードメアサイアーラインは重要ファクターで、仮に乱ペースのスタミナ勝負になった場合、絶えうるデータを持つ該当馬は4頭で、この中から勝ち馬が出ると私は見ています。

そして砂短(satan)の◎本命馬は「エタリオウ」。砂短指数3位、能力指数は2位です。
血統に裏打ちされた能力は疑いの余地も無く、競走戦績からは切れる脚もあり、現代流ステイヤーそのものと解釈しています。
能力指数からはチャンピオンホースの領域には半歩届かないものの、ここをクリアすれば地位を確立出来る可能性もあります。
本格化はまだ先ではありますが、父より早い祭冠濃厚とみて連軸推奨といたします。

時点は砂短指数7位、能力指数3位の「フィエールマン」。
展開に注文のつくタイプとみていますが、ハマれば破壊力があるのは菊花賞で立証済み。母系に遅先のGreenDancerがいることと、同馬のパフォーマンスからは、こちらも現代流ステイヤーの資質は十分ですが、能力指数からの考察結果は「エタリオウ」同様で、こちらも現時点ではチャンピオンクラスには及びません。
甲乙付け難い2頭ですが、想定LAP、展開より前者を取り、こちらは連下推奨の判断です。

面白そうなところでは「チェスナットコート」。砂短指数10位、能力指数は12位と数値だけを見れば圏外妥当の判断になりますが、昨年の5着馬。指数が上がらないのはデータベース上で評価出来ない海外戦を挟んだことが要因で、補正シュミレーションを行えば、そこまで悲観する数値ではありません。
馬券内に来れば悲鳴が上がりそうな現在の人気ではありますが、データ考察結果からは及第点で、狙ってみたい1頭です。迷わず連下の判断です。

その他馬券内につきましては「リッジマン」「メイショウテッコン」「ユーキャンスマイル」「ロードヴァンドール」までがデータ考察からの判断で、それぞれ連下に加え勝負です。

競馬は「ブラッドスポーツ」と云われ、血の呪縛からは逃れられない統計学でもあります。血統論者ではありませんが、今回は予想ファクターに一つとして取り上げてみました。
「平成最後の〇〇」等々、私にはどうでも良い事ですが、全馬無事ゴールを祈り、皆様と同じようにレースを楽しみたいと思います。
買い目につきましては以下掲載いたしますので、よろしければ参考にしてみてください。


【馬連】(6点)
1頭目 ②
2頭目 ①③⑤⑨⑩⑬

【三連複】(15点)
1頭目 ②
2頭目 ①③⑤⑨⑩⑬
3頭目 ①③⑤⑨⑩⑬

【三連単】フォーメーション(30点)
1頭目 ②
2頭目 ①③⑤⑨⑩⑬
3頭目 ①③⑤⑨⑩⑬

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