■第55回七夕賞(GⅢ) ※中央競馬重賞レース予想

七夕賞は、1965年に夏季開催の福島競馬場・芝1800メートルを舞台とする3歳以上・ハンデキャップの重賞として創設された。その後、幾度か条件や開催時期の変更を挟み、1980年以降は夏季開催の福島競馬場・芝2000メートルで行われている。また、2006年から夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられたサマー2000シリーズの第1戦として行われている。

レース名の「七夕」は五節句の一つで、7月7日の行事。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

福島11R
第55回七夕賞(GⅢ)
砂短(satan)

第55回七夕賞(GⅢ)
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172△①エンジニア
178△②アウトライアーズ ※5着
196 ③ロシュフォール
114 ④ソールインパクト
186 ⑤ストロングタイタン
197 ⑥マルターズアポジー
198 ⑦カフェブリッツ
165〇⑧タニノフランケル
157 ⑨ロードヴァンドール ※3着
182△⑩ベルキャニオン
190 ⑪ゴールドサーベラス ※4着
125 ⑫ミッキースワロー ※1着
193 ⑬ウインテンダネス
197 ⑭ブラックスピネル
173◎⑮クレッシェンドラヴ ※2着
175△⑯クリノヤマトノオー
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※上記左列の数値は砂短指数(参考データ)
※砂短指数についてはこちら

焼き付けられた記憶とは怖いもので、もう30年余り経とうとしているレースの記憶がここ数年のように思い浮かぶこの頃。
私の七夕賞(GⅢ)と云えば「牧之瀬幸夫」と「イダテンターボ」。大学に通う傍ら、勝手知ったる玄人のように毎週手にする「報知競馬」。
当時900万下の信夫山特別(現2勝クラス)を追い込んで快勝、その末脚に魅せられ、根拠の無い自信を持って買った七夕賞(GⅢ)は12番人気。
年間勝利数が10勝に満たない騎手と明らかな格下の同馬。周囲の同僚からは馬鹿にされながら馬券を買った結果は、50kgの軽量ハンデを生かした信夫山特別以上の末脚で、同僚達を嘲笑うように直線一気を決めて快勝。
嬉しさと同時に私自身も競馬に絶対はないことを学びました。

今年は当時を上回る16頭立てのレース。ドラマよりも周囲の悲鳴を期待しつつ、皆様同様にレースを楽しみたいと考えております。

レース考察をするにあたり一番悩ましいのは展開。前に行くと思われる「マルターズアポジー」「タニノフランケル」「ブラックスピネル」の3頭は何れも逃げ馬ながらも得意のパターンが異なるタイプ。
単純な考察をする限り余程の出遅れがなければ「マルターズアポジー」の逃げ、離れた番手に「タニノフランケル」、スローの瞬発力勝負に持ち込みたい「ブラックスピネル」が直後が妥当。
分がありそうなのは「タニノフランケル」にはなりそうなものの、1000m通過が58秒台では前総崩れも想定内。結局は決め打ちを強いられる空論となりそうです。

砂短(satan)の◎本命馬は「クレッシェンドラヴ」。砂短指数12位、能力指数は4位です。
結論に至るまでに普段以上のデータ比較を行った同レース。良のコンディションであれば指数差もそれなりで、多少は予測が容易であったものの、本日の馬場傾向、そして明日の天候は雨。
正直、今年のダービーで「ロジャーバローズ」をピックアップする以上に難解なレースとなりました。

結論を出すに至り決め手となったのは血統背景からのコース適正、能力ファクターからの同レースへの適正です。特にLAP偏差、前傾から後傾前半を推移を前提とした同馬の適正は群を抜いており、重賞初制覇の条件は十分揃ったの見解です。
広尾サラブレッドクラブ所有馬で現在はクラブ筆頭代表馬。陣営の勝負度合も相当で、同馬を連軸推奨といたします。

レース連対条件は上記考察LAP、悪コンディションでもバテない脚を使える馬、そして血統評価からのコース適正が補完されている馬。
馬券圏内は「エンジニア」「アウトライアーズ」「タニノフランケル」「ベルキャニオン」「クリノヤマトノオー」の判断で、「タニノフランケル」を筆頭にそれぞれ連下に加え勝負といたします。
買い目につきましては以下掲載いたしますので、よろしければ参考にしてみてください。


【馬連】
1頭目 ⑮
2頭目 ①②⑧⑩⑯

【三連複】
1頭目 ⑮
2頭目 ①②⑧⑩⑯
3頭目 ①②⑧⑩⑯

【三連単】フォーメーション
1頭目 ⑮
2頭目 ①②⑧⑩⑯
3頭目 ①②⑧⑩⑯


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