■第34回ホープフルステークス(GⅠ)

江戸ちゃん
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■第34回ホープフルステークス(GⅠ)

第34回ホープフルSの予想にあたり、過去レースの考察、傾向をみていきたいと思います。
とは云ってもグレード競走になって過去3回、GⅠは今回が初のため、もしかするとデータが全く役に立たない結果になる可能性もありますが、気合をいれて役立つデータを探していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 2018年の主役候補が集まる注目の2歳GⅠ

前身は1984年に創設されたラジオたんぱ杯3歳牝馬Sで、当時は阪神・芝1600mを舞台に争われる牝馬限定競走だった。その後、幾度か条件とレース名の変更があり、2006年から2013年までラジオNIKKEI杯2歳Sとして行われていた。そして、2014年から現在のレース名に変更のうえ、中山・芝2000mを舞台に行われている。もともと、過去31回の3着以内馬93頭中27頭が後にJRAのGⅠを制している“出世レース”であり、今後も将来のスターホースを続々と輩出していく一戦になるだろう。

※上記のようなJRA広報のキャッチコピーもありますが、砂短(satan)はこの競走は前身は同コースで行われていたホープフルSだと解釈しています。
異なるコースからの傾向を捉えるのは危険だと判断し、以下同コースでのグレード制導入後より、該当分析データとさせていただきます。


第31回「シャイニングレイ」は後にCBC賞を勝ち、現在はスプリント路線で活躍中。先日の阪神カップは18着に破れています。2着馬「コメート」は弥生賞、皐月賞、ダービーと王道路線も最上位着はダービー5着で、春先までは本レース出走馬No1の成績でした。3着馬「ブラックバゴ」はクラシックレースは無縁も現在はオープン特別を勝ち、現在はオープン馬です。


第32回の勝ち馬は「ハートレー」、2戦2勝でこのレースを勝ったものの、3戦目の共同通信杯9着、その後クラシックは戦線離脱。2着馬の「ロードクエスト」は新潟2歳Sを勝ち「ハートレー」と同じ2戦2勝で、単勝オッズ1.9倍の断然人気で2着。その後はスプリングS3着後、皐月賞8着、NHKマイルC2着、ダービー11着と適正距離が浮き彫りとなり、マイル路線で活躍中(重賞は京王杯オータムH勝ち)。3着の「パティスティーニ」はこのレースの後は長期休養、1000万下条件から復帰も勝ちきれず、現在は降級500万下条件のランカーです。このレースの出世頭はレース取り消しの「ディーマジェスティ」。共同通信杯、皐月賞を勝ち、ダービー3着とようやくクラシックに直結する競走馬が出てきた感じです。出走馬の中では4着の「ブラックスピネル」が東京新聞杯を勝ち、現在マイル路線で活躍中です。


第33回の勝ち馬は今年のダービー馬「レイデオロ」、東京、中山の芝2000mを連勝。2戦2勝、単勝オッズ1.5倍。レースは終始後方待機、4角開いたところをルメール騎手が巧く持ち出し、直線は寄れることなく真っ直ぐ伸びきってレース内容は完勝でした。ぶっつけ本番の皐月賞は5着でしたが、次走のダービーを勝ち、秋はJC2着。今や云わずと知れた藤沢ブランドのスターホースですね。2着の「マイネルフェーン」は岡田総帥のクラブ所有馬らしく新馬、未勝利合わせて本レースまでキャリア6戦。3着3回、2着1回、前走は未勝利芝2000mを勝っての本レース2着です。その後は年明けの京成杯を3着もクラシック出走はダービーのみで16着。現オープンではありますが、勝ちきれず準オープン降級が現実的な見通しでしょうか。3着の「グローブシアター」は京都芝1800mの新馬を勝ちキャリア1戦で本レース3着。弥生賞8着後は500万条件を勝って現在は1000万下条件馬ですが、母「シーザリオ」「キングカメハメハ」産駒ですから将来性はありそうですね。

以上が過去3年のGⅡホープフルS入着馬の考察結果になりますが、共通項目としては、まず将来的なマイラー、スプリンターでも完成度やペース、レベルに問題がなければ勝てるレースの可能性があるため、血統的な距離適正などは無視しても問題ないというところだと思います。また、現時点での完成度の高さや血統からの将来性があればキャリア1戦でも問題なく、2戦無敗馬は無条件で検討範囲内とも云えます。
あとは、昨年2着の「マイネルフェーン」のように、過去4戦は芝2000mに出走と徹底したローテーションから距離適正が確認される場合も検討範囲ではないでしょうか。(単なる柴田大知騎手からシュミノ騎手乗り変り効果かもしれません)

あと、これは砂短(satan)の所感にはなりますが、第31回までは将来性やクラシックへのステップとはかけ離れた、以前の(グレード昇格前)2歳馬オープンレースと出走馬の質は変わらない感じでしたが、出走はしていませんが、第32回の「ディーマジェスティ」、第33回の「レイデオロ」にみられるようにここ2年の出走馬の傾向は変わってきていると思います。
そして、今年からは更にGⅠへ格上げとなっているわけですから、その傾向はより顕著になり、クラシック直結、そしてそれらを狙える馬が本レースを予測する上で重要なポイントになってくるのではないでしょうか。

上記より、砂短(satan)の推奨馬は以下の通りです。

砂短(satan)の推奨馬
「トライン」「マイハートビート」「タイムフライヤー」「サンリヴァル」「ルーカス」「ジュンヴァルロ」「ステイフーリッシュ」「ジャンダルム」の8頭です。


※以下補足
「リュヌリュージュ」は距離、ローテーションは問題ないと思いますが主戦の福永騎手が阪神のオープン特別に騎乗しているのが非常に気になります。
※「ウォーターバルフェ」は芝1800m、芝2000mを2着3回、前走の2000m未勝利勝ちは一見昨年の「マイネルフェーン」にも思えるのですが、小倉、阪神、京都と輸送、中山の実績がないため除外することにしました。
※「マイハートビート」は兄弟馬に「サトノラーゼン」「サトノクロニクル」とクラシック血統といえるため、将来性から該当としました。
※「ルーカス」は全兄に「モーリス」がいることからマイラー資質と思われますが、レース傾向から消しではなく該当としました。余談ですが、今回のM・デムーロ騎手起用で3戦全て異なる外国人騎手騎乗というのは面白いですね。
※「ステイフーリッシュ」は戦績で問題なく該当馬なのですが、名前に妙味。意味は「常識に囚われるな」だそうです。

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※障害競走・地方開催の重賞は含みません
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