■第158回天皇賞(秋)(GⅠ) ※中央競馬重賞レース予想

天皇賞(秋)は、東京競馬場・芝2000メートルを舞台に古馬最高の栄誉をかけて争われる、長い歴史と伝統を誇る競走である。

■天皇賞の前身
1905年(明治38年)の5月6日に横浜の日本レースクラブが、明治天皇から「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜されたことにより創設した「エンペラーズカップ」が天皇賞の前身。翌1906年(明治39年)には東京競馬倶楽部にも御賞典が下賜され、その後、阪神、福島、札幌、函館、小倉の計7つの競馬倶楽部で「帝室御賞典競走」として行われていた。
■第1回
1936年(昭和11年)に「日本競馬会」が設立されたのち、翌1937年(昭和12年)に各競馬倶楽部が「日本競馬会」に統合されたのを機に、「帝室御賞典競走」は春が阪神、秋が東京と、東西で年2回開催されることとなり、同年の秋季のレースが第1回の天皇賞とみなされ、東京競馬場・芝2600メートルで行われた。 その後、第2回の1938年(昭和13年)春は阪神競馬場・芝2700メートルで、4歳(現3歳)以上の馬によって争われ、第3回の1938年秋からは、「5歳(現4歳)以上、芝3200メートル」の競走条件となり、能力検定競走として非公開で開催された1944年(昭和19年)春まで「帝室御賞典競走」の名称で行われていた。
■戦争による中断と再開
1944年(昭和19年)秋季から、第二次世界大戦の影響により中断されたが、戦後の1947年(昭和22年)春に「平和賞」の名前で復活したのち、同年秋から現在の「天皇賞」に改称され、春は京都競馬場、秋は東京競馬場で開催されることになった。
■競走条件の変遷
1981年(昭和56年)春からは「勝ち抜き制」が廃止されて、過去の優勝馬にも出走権が与えられた。これまで、タマモクロス(1988年春・秋)、スーパークリーク(1989年秋、1990年春)、メジロマックイーン(1991年・1992年春)、ライスシャワー(1993年・1995年春)、スペシャルウィーク(1999年春・秋)、テイエムオペラオー(2000年春・秋、2001年春)、シンボリクリスエス(2002年・2003年秋)、メイショウサムソン(2007年春・秋)、フェノーメノ(2013年・2014年春)、そしてキタサンブラック(2016年・2017年春・秋)の10頭が2回以上天皇賞に優勝している。
長年、「3200メートル・5歳(現4歳)以上」という条件で行われていた天皇賞であるが、1984年(昭和59年)の競馬番組の変革により、秋は距離を芝2000メートルに短縮し、さらに1987年(昭和62年)から秋の天皇賞には4歳(現3歳)馬が出走できるように条件が変更された。これにより、春は5歳(現4歳)以上のステイヤー日本一を決めるレース、秋は4歳(現3歳)以上の中距離ナンバー1決定戦と、その性格が明確に分けられた。
また、天皇賞は長い間、出走資格を内国産の牡馬・牝馬のみに限定してきたが、2000年(平成12年)春に初めて外国産馬に門戸が開かれた。外国産馬の出走可能頭数は、当初2頭以内であったものが、2002年(平成14年)春から最大4頭、2004年(平成16年)秋には5頭までが出走可能となったのち、2005年(平成17年)春に国際競走に指定され、外国馬は5頭まで出走が認められたことを機に、外国産馬の出走頭数制限は撤廃された。さらに、2007年(平成19年)の日本のパートⅠ国昇格に伴い、外国馬の出走枠が9頭に拡大された。翌2008年(平成20年)より、国際交流競走として競走内容の充実を図る観点から、せん馬の出走が可能となった。。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

■第158回天皇賞(秋)(GⅠ)

砂短(satan)の推奨馬は以下の通りです。

砂短(satan)の推奨馬
砂短(satan)
「ステファノス(△3)」「レイデオロ」「スワーヴリチャード」「マカヒキ(△1)」「アルアイン」「ダンビュライト(△2)」「サングレーザー」の7頭です。
※△2、△3は推奨はいたしますが、砂短(satan)の買い目には入りません。


【馬連】BOX(6点)
1頭目 ④⑤⑥⑨

【三連複】BOX(4点)
1頭目 ④⑤⑥⑨

【三連単】フォーメーション(12点)
1頭目 ④⑨
2頭目 ④⑤⑥⑨
3頭目 ④⑤⑥⑨


砂短(satan)

今週は天皇賞(秋)GⅠです。以前に掲載した毎日王冠GⅡの記事にも書いた通り、メジロマックイーンの1着入線降着、プレクラスニーの繰上げ優勝が印象が1番強い同レースではありますが、平成の天皇賞(秋)GⅠを振り返ると実は的中したレースしか思い出せません。
データを集めて分析、考察などしなくとも砂短(satan)は嫌な事は寝たら忘れてしまう部類のようです。
話は変わって、天皇賞(秋)GⅠで思い出したことが一つ。概要は同レースに限らずですが、調教技術の変化と馬体作りについてです。
天皇賞(秋)GⅠと何の関係があるといわれれば直接的な関係はないのですが、1996年の「バブルガムフェロー」や2004年の「ゼンノロブロイ」を見たときに日々の鍛練により、ここまで競走馬は鎧を纏うことが出来るのかと関心した記憶があります。今や海外遠征も頻繁に行われている現状を考えると、日本の調教技術も向上し、それを支える血統や施設も整い、素人目にみても底上げを感じます。
馬券予想を行うにあたっては何一つ関係ありませんが、明日は鍛え上げられた一流馬で目を癒し、いつか凱旋門賞GⅠを勝つ日本馬が出てくる事を想像し、勝負に挑みたいと思っております。

上記くだりの詳しい内容はこちらをご覧ください。

■第69回毎日王冠(GⅡ) ※中央競馬重賞レース予想

2018年10月6日

では予想に参ります。傾向データは専門誌やJRA系列で散々出ていると思いますから、私は人気傾向からの馬券セオリーを考察してみたいと思います。
過去20年分の人気からの傾向は優勝馬は14番人気以内、連対分布も14番人気以内となっていますが、2005年「ヘヴンリーロマンス(14番人気)」を除けば優勝馬は7番人気以内。
1番人気の勝率45.0%、連対率65.0%であることから優勝馬は略人気の一角から輩出されると判断した方が無難です。
平均単勝配当1364.0円、平均馬連配当5396.0円で1、2番人気決着は昨年の「キタサンブラック(1番人気)」「サトノクラウン(2番人気)」を含め過去3回で基本的には紐荒れ傾向が強いため、馬券セオリーとしては軸馬数頭から薄め流し、もしくは複数頭によるBOX、採算があえばワイドも有効な手段となりそうです。

そして砂短(satan)の◎本命馬は「レイデオロ」。
砂短指数こそ「アルアイン」に劣るものの、純粋な能力、ポテンシャルはこちらの方が上で、コース戦績を考慮すればアドバンテージは同馬にあるとみています。無理にレースを引っ張る展開もなさそうで、同馬が祭冠に1番近いと判断しました。
砂短指数トップの「アルアイン」は4歳を迎え高いレベルで能力をキープしていますが、皐月賞GⅠ以来1年以上勝ちがないことが気がかりです。
中団からも前目からもそれなりに上位に来ますが、決め手が必要なGⅠ。しかもこの舞台でこのメンバーでは連下が妥当の判断です。
バネの効いていた若駒時代の方がバランスが良かったのかもしれません。
その他では「砂短指数」「能力指数」「コース」「実績」全てに於いて高いレベルにある「スワーヴリチャード」。能力指数から復調気配が見て取れる「マカヒキ」。
マジックマンを背に第2の「ヤマニンゼファー」となるか「サングレーザー」までが馬券圏内と考えています。
「キセキ」についてはそもそもの純粋な能力指数がピーク時でもこのメンバーのレベルには届いておらず、上昇傾向ではあるものの、ここは軽視し買い目からは除外いたします。
平成最後の天皇賞(秋)GⅠは強い馬同士の叩き合い。紛れのない熱いレースを期待します。
買い目につきましては過去傾向よりピックアップいたしましたので、よろしければ参考にしてみてください。

※参考データ 砂短(satan)指数

東京 4回9日目
11R 天皇賞(秋)(GⅠ)
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337 ⑦アルアイン
332 ④レイデオロ
325 ⑨サングレーザー
303 ⑤スワーヴリチャード
292 ⑥マカヒキ
280 ⑧ダンビュライト
256 ⑩キセキ
251 ①ステファノス
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