■第36回ニュージーランドトロフィー(GⅡ)※中央競馬重賞レース予想

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■第36回ニュージーランドトロフィー(GⅡ)

2018年4月5日

先週行われた同コースのレース、ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)は前半1000mが57.4秒のハイペース。3角11番手以下が5着内に4頭と先行馬崩れの激しいレースでしたが、今回のレースはどうでしょうか。参考程度にはなりますが、ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)と同日に行われた3歳500万下条件戦は前半1000m59.0秒、勝ちタイム1分34.6秒、上がり3ハロン35.6秒の前傾ラップも、2着馬は33.9秒の物凄い脚を使っています。そして今回のレースも確実に先手を主張しそうな該当馬と、安定した先行力を持つ該当馬が数頭揃ったことから、前半1000mは59秒以下、勝ちタイムも1分33秒台後半くらいは出るのではと予測しています。展開シュミレーションを加味した、砂短(satan)の推奨馬は以下の通りです。

砂短(satan)の推奨馬
砂短(satan)
「アイスフィヨルド」「アンブロジオ」「ケイアイノーテック」「ペイシャルアス」「リョーノテソーロ」「カツジ」「ファストアプローチ」の7頭です。

※以下補足
※「アイスフィヨルド」は前走同コース500万下条件戦を優勝からのローテーションとなります。ここ2戦は先行し、安定した成績を残していますが、見る限り二の脚はあまり早そうには見えないため、今回は7,8番手くらいの競馬になるとみています。ただし、今回のレースに限っていえばこれが有利に働く可能性が高く、末脚は34秒台で安定しているため、上手くインから抜けられればの条件付きで推奨馬といたします。
※「アンブロジオ」はファルコンステークス(GⅢ)4着からのローテーションとなります。さほど激しくなかったとはいえ、前走メンバーで先手を奪った先行力は非常に強力です。また、それに加えたスタミナもあり、安定した戦績に繋がっているものと思われます。先行馬総崩れも考えられますが、1頭残るだけのポテンシャルは示しており、ここでも連対候補と判断し、推奨馬といたします。
※「イサチルルンルン」はフィリーズレビュー(GⅡ)14着からのローテーションになります。データ上の割引と、ポジショニングからの同馬の末脚を客観視する限り、ダート短距離がベスト。連対は困難と判断し、推奨馬より除外させていただきます。
※「エントシャイデン」は500万下条件戦3着からのローテーションになります。昨年末より3着以下無しと安定した戦績と先行力は魅力ですが、それも下級クラスでのもの、レース間隔も詰めて使っており、上積みも期待できず、時計も大幅に足りないことから、推奨馬より除外させていただきます。
※「ケイアイノーテック」は500万下条件戦優勝からのローテーションとなります。勝ちタイム、着差、上がり3ハロンと同レースを戦う上で必要なポテンシャルを凝縮した内容です。ここでも勝負けと判断し、推奨馬といたします。
※「コスモイグナーツ」はスプリングステークス(GⅡ)11着からのローテーションとなります。使っているレースはクラシックレースの王道ともいえるローテーションになっていましたが、ここへきて頭打ちの状態です。二の脚も早いため今回も先手主張していくと思われますが、マイル戦初出走、終いも特に早い脚がなさそうで、不良馬場にでもならない限り、買いの材料は見当たりません。連対困難と判断し、推奨馬より除外させていただきます。
※「ペイシャルアス」はクリスマスローズステークス(2歳オープン)6着からのローテーションで、新馬戦以来のマイル戦と今回は15週の休み明けになります。ベストレースは未勝利牝馬限定戦(芝1200m)で見せた、3番手からの上がり3ハロン34.7秒になりますが、マイル戦でどのようなレースを展開出来るのか予測がつきません。調教では乗り込み不足は無く、血統を考えると距離も問題ないこと、データ上の大幅な割引もないことから、連下としての推奨馬といたします。
※「ラムセスバローズ」は500万下条件戦優勝からのローテーションになります。ダート戦を2戦挟んでの芝レース快勝となりますが、内容とレースレベルに疑問符です。血統からはダートのイメージしかなく、レースを何度見てもBコースに変わって、切れる脚のイメージが正直出てきません。スタート抜群という訳でもないため、恐らく10番手以下からの競馬。展開がハマっても、後方から数頭交わし入着がいいところと判断し、推奨馬より除外いたします。
※「リョーノテソーロ」は前走初芝のクロッカスステークス(オープン)を快勝、内容に豪快さはありませんが、内から揉まれて出てくるあたりは勝負強く、ゴール前を見る限り、まだ余裕がありそうです。バリバリのアメリカダート血統で、高速トラックは今回が試金石であり未知数ではありますが、溜めればまだまだ切れそうな雰囲気はあるのと、データ上の割引がないことから、推奨馬といたします。
※「カシアス」はシンザン記念(GⅢ)3着からのローテーションになります。データ上の大幅な割引はないものの、マイルの連対実績、1200戦以外の優勝がないことが引っかかります。前走の逃げたペースはマイル戦では異例の1000m通過が61.8秒の超スロー。それでも2番手の「ツヅミモン」に交わされるあたりは、距離に問題があるのではと考えています。逃げではなく、脚を溜めた同馬であれば連下くらいはと思いましたが、追ってふらつく内容を見ると、逃げて左右を気にしない競馬をベストと考え、前走同様先手主張の可能性が高いと判断、連対は厳しいとみて推奨馬より除外させていただきます。
※「カツジ」はきさらぎ賞(GⅢ)5着からのローテーションになります。キャリア3戦ですが、マイル戦2連対、デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)では弥生賞(GⅡ)3着馬「ジャンダルム」の2着となっており、高いポテンシャルを示しています。兄弟馬を見れば距離短縮は歓迎で、前走くらい走れば入着くらいはあるとみて、データの割引もないことから推奨馬とさせていただきます。
※「ファストアプローチ」はシンザン記念4着からのローテーションになります。マイル戦での連対実績はありませんが、札幌2歳ステークス(GⅢ/芝1800m)と芙蓉ステークス(2歳オープン/芝2000m)で連対があるようにスタミナには問題なさそうです。臨戦過程も調教量十分でNHKマイル(GⅠ)への本気度が伺えます。切れ勝負では分が悪そうな同馬だけに、「アンブロジオ」同様、先行粘り込みで連対はあると判断し、推奨馬とさせていただきます。

砂短(satan)
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