■第68東京新聞杯(GⅢ)

1951年に創設された重賞競走「東京杯」が本競走の前身で、創設当初は天皇賞(春)の前後に東京競馬場・芝2400mの別定重量で行われていたが、1966年に現在の名称「東京新聞杯」に改められると同時に、開催時期が1月下旬~2月上旬に繰り上げられた。その後、距離や開催場の度重なる変更を経て、1984年の番組改革により、芝1600mに距離を短縮し、安田記念を頂点とする上半期のマイル路線に組み込まれ現在に至っている。また、負担重量は1959年にハンデキャップに変更されたが、1981年に別定に戻された。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

■第68回東京新聞杯(GⅢ)

同コース、同距離施行の過去20年分のデータより以下ファクターからの分析結果を見てみましょう。


人気別傾向です。別定戦の割りに連対分布が広く、人気傾向通りとはいかないことが多いです。波乱含みの傾向といえます。平均単勝配当1309.0円、平均馬連配当8784.0円から分かる通り、馬券検討の際は、人気薄まで手広く考えたほうが良いのかもしれません。他には、関西馬は人気で連対、関東馬はわりと人気薄で連対する傾向もあるようです。


馬齢による傾向です。6歳馬の連対率が22.2%と1番高い割合となりますが、分布的には8歳馬以上の高齢馬でも無い限り、割引の必要はなさそうです。


単勝オッズからの傾向です。人気傾向で考察した通り、人気馬の信頼度はほぼありません。1倍台のオッズでも他のファクターからの要素を見極めた上での判断が必要です。



前走の出走クラスと着順からの傾向です。下級条件は全て1600万下条件戦となっており、連対馬全てはこのクラスの勝ち上がりからの参戦となっています。
オープンクラス出走からのローテーションでは、ニューイヤーS、GⅢは京都金杯、GⅡは阪神C、GⅠはマイルチャンピオンSからのローテーションが連対実績の主流で、その他では有馬記念、エリザベス女王杯、菊花賞、香港Mなどの実績もありますが、連対条件としてはやはり距離適正といったところになるため、過去の競走実績にも注意が必要です。
また、前走着順が5着以下であった場合は、割引が必要です。

上記より、砂短(satan)の推奨馬は以下の通りです。

砂短(satan)の推奨馬
「ディバインコード」「クルーガー」「リスグラシュー」「ハクサンルドルフ」「ダノンプラチナ」「ストーミーシー」「ダイワキャグニー」の7頭です。


※以下補足
※「アドマイヤリード」は同コースGⅠ勝ち(ビクトリアマイル)の実績はあるものの、ローテーション、牝馬、乗替り、脚質のマイナス要素が多いことや、本質的には1800m~2000mくらいの距離がベストと判断し、今回の推奨馬より除外しております
※「デンコウアンジュ」はローテーション、牝馬、脚質、馬場状態からの適性を考慮し、推奨馬より除外しております。
※「サトノアレス」は前走キャピタルS2着からの参戦も、このローテーションからの連対実績は勝利馬のみであることと、現在の馬場状態からの適正、乗替りを考慮し、推奨馬より除外しております。
※「グレーターロンドン」は良血であるため常に人気先行型の馬券的妙味の薄いタイプであること。また、前々走の天皇賞の結果や、終いを生かす競馬が現在の馬場状態では向かないと判断したため、今回は最も危険な人気馬として推奨馬より除外しております。

※障害競走・地方開催の重賞は含みません
※予想結果(予想印)につきましては、最強競馬ブログランキング(※外部サイト)で掲載しております。

コメントを残す