■第27回アーリントンカップ(GⅢ)

1987年から1991年まで阪神競馬場・芝1600メートルを舞台に4歳(現3歳)馬限定・別定重量による重賞競走として行われていた「ペガサスステークス」が本競走の前身である。1992年にアーリントン・インターナショナル競馬場(現アーリントンパーク競馬場)と阪神競馬場が姉妹競馬場の提携をしたのを機に、寄贈賞を受けて「アーリントンカップ」が創設された。2017年までは1回阪神開催の前半(2月下旬~3月上旬)に行われていたが、2018年より開催時期が4月に移されたうえ、NHKマイルCのトライアル競走となり、3着以内の馬に本番の優先出走権が与えられることとなった。アーリントンパーク競馬場は、1927年に設立された歴史の古い競馬場で、アメリカ合衆国のイリノイ州・アーリントンハイツにあり、ミシガン湖のほとりに位置する。1933年に競馬史上初の電子賭け率表示装置を導入、1936年には「アイ・イン・ザ・スカイ」と呼ばれる決勝審判カメラを初めて導入したように、積極的に新しい設備を取り入れている。また、1981年に創設された世界初の賞金総額100万ドルレース「アーリントンミリオン」の開催場としても名高い競馬場である。なお、同競馬場では「Hanshin Cup」と名付けられた重賞競走が行われている。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

■第27回アーリントンカップ(GⅢ)

本年度開催より時期が4月になり、NHKマイルC(GⅠ)のトライアルレースになったことから、ローテーションやレース傾向を含めたデータが使い物になりません。例えば過去20年間の従来のステップレースはシンザン記念(GⅢ・連対率40.0%)、きさらぎ賞(GⅢ・連対率19.2%)を中心に7週、もしくは3週間隔のローテーションが王道でしたが、今回の出走予定馬を見渡すと、フィリーズレビュー(GⅡ)、毎日杯(GⅢ)、ファルコンステークス(GⅢ)、共同通信杯(GⅢ)など初対戦のケースも多く、物差しが難しくなっています。また、今回から先週の桜花賞(GⅠ)と同じBコースで行われることから、従来のレース傾向とは異なり、先週同様に、より切れ味のある差し、追込み馬にチャンスがありそうです。

今回の予想方法としては、現段階でのペースメーカーを「ラブカンプー」として、推定ラップと勝ちタイムを予測。その上で、阪神芝1600m外回り(Bコース)の適正を判断し、各馬の走破タイムを計算、順位付けする形で行ってみようと思っています。普段も提示データの他、バックグランドで行っていることでもあるため、予想結果自体は特に問題は無いと判断しておりますが、人気傾向のデータが使えないため、馬券予想のオッズレンジが不明で、トリガミ覚悟の堅い予想になる可能性もあります。心境は複雑ですが、出走予定馬を基に実際にデータ集計をしてみると、意外と狙えそうな該当馬を絞り易かったため、シュミレーション時点にはなりますが、自信は日経賞(GⅡ)程度としておきます。
また、今回は初の試みにはなりますが、枠順確定後に馬券種別ごとに実際の買い目を掲載させていただこうと思っておりますので、ご参考にしていただければと思います。


砂短(satan)
砂短(satan)の最終考察結果、及び結論はこちらです。
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