■第25回平安ステークス(GⅢ)

1994年にダート重賞競走の整備の一環として、5歳(現4歳)以上の馬による重賞競走「平安ステークス」が創設された。なお、創設初年である1994年は、京都競馬場の改修工事のため阪神競馬場・ダート1800メートルで開催されたが、翌1995年から京都競馬場のダート1800メートルを舞台に行われていた。その後、2013年に行われた年間を通じたダート路線の見直しに伴い、本競走は開催時期を5月の京都開催に移設され、距離が1900メートルに変更となった。
競走名の「平安」とは、かつて日本の首都として、京都に置かれていた平安京のことを指す。平安京は、延暦13年(西暦794年)に、長岡京から遷都された都で、大きさは東西4.5キロメートル、南北5.2キロメートルの長方形に区画された都城。平安遷都1100年を記念して1895年に建立された平安神宮は、太極殿と応天門を模造し、平安京の大内裏の朝堂院を3分の2で縮小して示している。祭神は桓武天皇で、1940年に孝明天皇が併せ祀られた。秋には京都三大祭の1つである「時代祭」が行われる。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

■第25回平安ステークス(GⅢ)

2013年のダート路線見直し以降の同コース、同距離の過去5年分のデータより以下ファクターからの分析結果を見てみましょう。


人気からの傾向です。過去5回のサンプルのため信憑性については疑問はありますが、1番人気の勝率、連対率共に60%と無視はできません。連対分布は12番人気まで及んでいますが、8番人気以下に偏りはあります。平均単勝配当1744.0円、平均馬連配当11498.0円となっていますが、2014年「クリノスターオー」(12番人気)「ソロル」(7番人気)の結果が影響していることが要因で、実際には上位人気で収まる傾向にあります。馬券セオリーとしては1番人気から採算の取れる4番人気以下へ数点流しで、落ち着くのではないでしょうか。


馬齢からの傾向です。4,5,6歳の該当馬に連対率が集中しています。7歳以上の該当馬は出走数の関係上、サンプルも少なく即消しは危険と判断したため、8歳以上の該当馬を割引としておきます。



脚質、4角ポジションからの傾向です。逃げ、先行脚質に連対率の偏りがあります。同コースの特性として、ペースが緩みがちな傾向もあり、同レースに於いても、同様の傾向が見て取れます。4角ポジションでも先団に取り付いていないと、連対は厳しいという結果をデータが示しているため、差し、追込脚質には割引が必要で、特に極端な追込脚質には不良馬場にでもならない限りは、即消しとして問題ありません。



前走クラスと着順からの傾向です。前走、下級クラスをステップとしたローテーション該当馬の連対実績はありません。連対実績は、前走オープン特別、地方重賞、GⅢ、GⅠレース出走となっていますが、サンプル数は少ないため、即消し判断の考えは危険です。ここでは、前走下級クラス出走、もしくはグレードレースを含む、オープンクラス出走で6着以下の該当馬を大幅割引として結論付けておきます。

今回は過去5年間のサンプル考察のため、1次的なフィルタリングは甘めにしてあります。展開を含めたレースシュミレーションに、予想ファクターを赴くことになりそうです。

砂短(satan)
砂短(satan)の最終考察結果、及び結論はこちらです。
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