■第34回フェアリーステークス(GⅢ)

※この記事は2018年01月06日に配信したもので、システムトラブルにより復旧したデータです。

■第34回フェアリーステークス(GⅢ)

同コース、同距離施行の過去9年分のデータより以下ファクターからの分析結果を見てみましょう。


平均単勝配当2738.9円、平均馬連配当15341.1円から分かる通り、人気サイドでの決着はほぼ無いと言って良いと思います。
また、10番人気馬、11番人気馬が2勝の実績が示す通り、前走までの実績だけでの判断は危険なことが分かります。
関西馬は出走自体少ないのですが、1番人気で出走の「ジェルミナル」が優勝、8番人気で芝2000m未勝利戦を勝った直後に2着入線「ローデッド」の実績もあります。


癖のある中山芝1600m戦のコースですが、セオリー通り9番より内枠に偏っています。道中10番手以内のポジションを上手く取れれば克服している実績もありますので、外枠馬は騎手と競走馬の操縦性なども考慮する必要がありそうです。


4角でのポジショニングです。全馬10番手以内の優勝となっています。また、1頭だけ11番手からの2着の実績もありますが度外視して良いレベルだと思われます。この時期のキャリアで脚質もへったくれもないのですが、完成度と調教、前走からの操縦性などは見ておく必要がありそうです。


前走の出走クラスとレースになります。既にオープンクラスでの出走経験があったほうが多少有利といえますが、新馬、未勝利戦勝利後も勝馬や入着馬が出ているように「格」については深く考えなくても良さそうです。また勝馬のほとんどが前走は牝馬限定戦であったことから、この時期の牡馬混合戦に出走していなくても影響はなさそうです。


阪神JFからの直行組みが最多の3勝も連対率は18.8%程度なので上記の通り「格」は度外視です。



前走までの距離経験や多頭数レース経験が重要です。
前走までに15頭立て以上のレース経験、1600m以上の勝利実績が最低限必要なのかもしれません。

以前施行されていた1200m戦の時代は完全にクラシックに乗らない早熟スプリンターが出走してきているイメージがありましたが、1600m戦へ変更後は、昨年の2着馬「アエロリット」のように桜花賞5着、NHKマイル優勝。1600m戦施行直後のレースでは「ジェルミナル」が桜花賞3着、オークス3着と勝てないまでも春先までのクラシックレースへ繋がるレースへと変貌していることが分かります。
これまでの少ない実績だけでなく、多少の将来性も視野に入れて考察する必要がありそうです。
今回のレースは、とにかく先手主張しそうな馬が多いので、展開が読みにくいのと、該当馬が多すぎて予想に苦労しました。理想を云えば「ダンスファンタジア」のように新馬(牝馬限定戦)1着、赤松賞(東京芝1600m戦)1着、阪神JF(芝1600m戦)9着くらいの成績があれば軸馬として簡単に推奨出来たのですが、今回の出走馬からは該当はあるのでしょうか。

上記より、砂短(satan)の推奨馬は以下の通りです。

砂短(satan)の推奨馬
「サヤカチャン」「デュッセルドルフ」「ライレローズ」「トロワゼトワル」「レネット」「スカーレットカラー」「レッドベルローズ」「プリモシーン」「テトラドラクマ」の以上9頭です。


※以下補足
※「ジョブックコメン」は前々走の未勝利戦で「テトラドラクマ」とのレースの物差しと今回は好枠も藤田騎手への乗り変わりで、恐らく下げてからの競馬と思われるため、足を余す可能性が非常に高く今回は除外とします。
※「グランドピルエット」はひいらぎ賞からのローテーションを嫌い除外とします。
※「ジーナスイート」は前走逃げ切りも、前走のLAPから恐らく後方からの競馬になりそうです。馬群に揉まれキャリアを露出しそうなところと、内田騎手への乗り変わり事情を考慮し除外とします。
※「プリモシーン」と「テトラドラクマ」は外枠に入りました。能力は甲乙つけ難いところですが、両馬ともスタート次第では後方からの競馬になる可能性があります。後者の方が器用な立ち回りが出来そうな気配があるため前回の直接対決の着順は入れ替わっても不思議ではないと思います。

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