■第35回東海ステークス(GⅡ)

■第35回東海ステークス(GⅡ)

1984年に創設された4歳(現3歳)以上の別定の重賞競走、「ウインターステークス(GⅢ)」が本競走の前身で、創設当初は12月に中京競馬場のダート2200mで行われていたが、1990年に距離が2300mへ延長された。その後、1997年にGⅡに格上げのうえ、「東海テレビ杯東海ウインターステークス」に改称された。さらに、2000年にダートのオープン特別として春季に行われていた東海ステークスと統合する形で暮れの開催から5月に移行されたことに伴い、レース名を「東海テレビ杯東海ステークス」と改められた。

なお、2010年および2011年は中京競馬場のメインスタンド改築および馬場全面改修工事に伴い、京都競馬場・ダート1900mを舞台に行われた。2012年は、引き続き京都競馬場・ダート1900mで開催されたが、条件面においては4歳以上馬の競走に変更され、レース名も「東海ステークス」となった。

2013年に年間を通じたダート路線のローテーションが見直されたことに伴い、本競走は開催時期を1月の中京開催に移設され、距離は1800mに短縮された。これにより、同じ左回りコースで行われる春季のダート重賞の大一番・フェブラリーSのステップレースとしての性格が、従来、同時期に京都競馬場で行われていた平安Sより色濃くなった。なお、レース名は「東海テレビ杯東海ステークス」に戻された。さらに、2014年から本レースの優勝馬に対し、フェブラリーSの優先出走権が付与されることとなった。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

上記経緯より、2013年から同コース、同距離施行の過去5年分のデータより以下ファクターからの分析結果を見てみましょう。


1番人気が3勝、4番人気が2勝と上位人気に偏っていますが、2着は2番人気、3番人気、8番人気、9番人気、12番人気と分布しており、紐は手広くなる傾向があります。平均馬連配当5334円となっていますが、最低馬連配当680円、最高馬連配当12560円と振れ幅が大きいため、オッズからのアプローチは非常に危険かもしれません。


5歳馬が3勝、2着2回と抜けていますが、4歳馬も1勝、7歳馬も1勝、2着2回と、こちらも掴み辛い傾向にあります。8歳馬の連対実績もあり、馬齢による絞込みも困難です。


4角のポジションです。コース特性なのか、4角7番手以内に取りつけなければ勝つのは厳しそうです。同コースでの競走実績があれば脚質には注意をしたほうが良いいのかもしれません。


前走の着順です。オープンクラスのレースで5着以内が勝利の条件と言えそうです。また、下級クラス1着からの出走は、連対実績もないため、勢いだけでは通用しないレースなのかもしれません。


前走出走したレースからの傾向です。東京大賞典、師走S、JCD、ベテルギウスS、みやこSからのローテーション以外の連対実績はありません。また、チャンピオンSからの出走馬の平均人気は「3」と高い割りに、平均着順が「7.5」と最も危険なローテーションなのかもしれません。

以上の傾向分析データ、及び砂短(satan)の考察結果からの推奨馬は以下の通りです。

砂短の推奨馬
「シャイニービーム」「ディアデルレイ」「アスカノロマン」「ドラゴンバローズ」「サングラス」「クインズサターン」の6頭です。


※以下補足
※「サルサディオーネ」は前走、前々走と負け過ぎで、ここは能力が足りないとみて除外しております。
※「テイエムジンソク」はローテーションが鬼門です。2015年出走の「ナムラビクター」はチャンピオンS2着から、昨年の「アスカノロマン」はチャンピオンS3着から挑み、2番人気支持も、いずれも着外となっており、更には6歳馬の連対実績も考慮し、もっとも危険な人気馬として除外の決断をしております。
※「アスカノロマン」は一昨年の優勝馬も近況は振るわず、ここは人気を落としそうですが、太宰騎手へ変わることにより、一変する可能性もあるため今回は推奨させていただいております。
※「ドラゴンバローズ」は前走は乗り代わりの影響かは分かりませんが、いつもの行き足はなく、後方からの競馬で大敗していますが、度外視で問題ないとみています。また、今回はコース実績と相性の良い和田騎手へ鞍上が戻っているため、推奨馬とさせていただいております。

※障害競走・地方開催の重賞は含みません
※予想結果(予想印)につきましては、最強競馬ブログランキング(※外部サイト)で掲載しております。

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