■第23回シルクロードステークス(GⅢ)

■第23回シルクロードステークス(GⅢ)

1996年に5歳(現4歳)以上・別定の重賞競走として創設され、京都競馬場・芝1200mを舞台に行われている。創設当初は4月の下旬に開催されていたが、2000年に高松宮記念の開催時期が3月に移されたことに伴い、その前哨戦として位置付けされていた本競走の開催時期は2回京都開催の2週目に、2011年からは同開催の開幕週に繰り上げられた。また、2002年に負担重量がハンデキャップに変更された。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

同コース、同距離施行の過去16年分のデータより以下ファクターからの分析結果を見てみましょう。


人気別の傾向です。人気分布は上位に固まっていますが、連対実績は14番人気まで分布しており、ハンデ戦ならではと思わせる傾向です。
平均単勝配当1188.8円、平均馬連配当6005.6円より、人気サイドから攻めるのであれば、紐は緩めと、ある程度のオッズレンジは絞れそうです。
また、牝馬が人気の傾向にある場合は信頼度も高いレースですが、関東馬の場合、過去1勝2着1回と極端に分の悪いレースとなっています。


5歳、6歳馬に連対実績の偏りはありますが、8歳馬の連対実績はないため、高齢馬出走時の割引は必要でしょう。


最軽量馬の連対実績はありません。また、最近では中々見られませんが、59.5キロ以上の負担重量も過去1回の出走実績がありますが、連対実績はありません。
負担重量で見限れる該当馬があるかもしれません。


馬番別の傾向です。分布を見る限り外枠は厳しそうです。大幅な割引が必要です。


このレースの逃げ切りは皆無です。連対実績はあるため前残りは期待できますが、先行、差し馬からの連軸が賢明な判断といえそうです。


スプリント戦らしい傾向です。マイル以上のローテーションの場合、馬券対象から外しても問題ないといえます。前走を、マイル以上で使った先行馬であれば、尚更、出負けする可能性が高いのではないでしょうか。


5勝2着8回と抜群の連対実績を誇る「淀短距離S」ですが、ここ10年の傾向をみると「阪神C」「京阪杯」「尾張S」からのローテーションが主流となっており、出走ローテーションには注意が必要です。
また、ハンデ戦ではありますが、クラス昇級馬にとっては厳しいレースとなっており、ここ10年のクラス昇級出走からの連対実績はありません。既にオープンクラスでの出走実績が重要といえます。

上記より、砂短(satan)の推奨馬は以下の通りです。

砂短(satan)の推奨馬
「ファインニードル」「グレイトチャーター」「ダイアナヘイロー」「ミッキーラブソング」の4頭です。


※以下補足
※「フミノムーン」は前走の「重馬場」を度外視としても近走実績より除外とします。能力的には京阪杯3着の実績はあるものの、実際には準オープンクラスの実力と判断しました。
※「アレスバローズ」は準オープンクラス勝ちからの昇級戦。M・デムーロ騎手起用でも、ここはデータ上も、実力的にも厳しいと見ています。
前走は時計的にも前が止まり、ハマッた感が否めないレースであり、決してレベルの高いレースとはいえません。また前日のオッズが1番人気と砂短(satan)的には良く分からない経過となっています。今回は、最も危険な人気馬として除外しています。

※「セカンドテーブル」は長期休養明けの出走も鉄砲実績が無く、ここは叩き台とみて除外とします。
※「ナックビーナス」は関東馬であることと、横山典弘騎手からの乗り代わり、且つ牝馬であることを考慮し、能力ではなく、データ上からの除外と判断しました。

※障害競走・地方開催の重賞は含みません
※予想結果(予想印)につきましては、最強競馬ブログランキング(※外部サイト)で掲載しております。

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