■砂短白書~代償とその先④~

■砂短白書~代償とその先④~

前回までの記事

■砂短白書~代償とその先①~

2019年8月20日

■砂短白書~代償とその先②~

2019年8月26日

■砂短白書~代償とその先③~

2019年9月1日

「ユーザー目線へ」

平成31年2月に総務省統計局が出した労働力調査によれば
就業者は約6664万人(男性3717万人/女性2946万人)
65歳以上の就業者862万人(前年比55万人増加)

非労働人口は4263万人。平成24年より300万人以上も減少していることを考えれば、働き続けなければならない日本の現状も伺えます。
内雇用者は5936万人、就業者に占める割合は89.1%と、日本人のほとんどはサラリーマン。
厚生労働省の平成30年賃金構造基本統計調査の結果から
一般労働者の賃金は男女計306万2000円(年齢42.9歳、勤続12.4年) 、男性に限れば337万6000円(平均43.6歳、勤続13.7年)。
馬券購入へ費やす資金、いつでも賭けられる環境。ましてや数十万、数百万円単位で賭けられる方はごく一部。

私も経験はありますが、一家の大黒柱ともなれば

「住宅ローン」
「教育費」
「生活費」

少ないお小遣いから馬券を購入する方も少なくないのでは。

「年間回収率100%以上」

この言葉が持つ意味を改めて考えました。
確かに本ウェブサイト2018年度に於けるトータル収支は100%以上。

南関東競馬に於いては「大井競馬」「船橋競馬」「川崎競馬」でプラス収支。
コンテンツ「電撃6ハロン外伝」は回収率99%と元本を割ったものの、掲載通りに買い続けても大幅な損失は無かったことになります。

淀ちゃんの身に起こった事実も踏まえ、自分基準で考えた馬券理論はやはり展開すべきではなかったと考えさせられました。

よくよく考えてみれば、ユーザー様の馬券が外れた場合の、損失全てを補填出来るわけでもなく
かといって

「確率の収束」
「長期的な目線」
「穴狙い」

等々の言い訳がましい責任転嫁は論外と考えている以上、ウェブサイトが打ち出す方向性は変える必要があると思いました。

私の「証明の場」と「競馬を楽しむ環境」は確保しつつ

「年間回収率100%」から
「新しい何か」へ

根底にある予想を算出する上でのデータや理論に変わりは無く、公開データは、あくまでも「証明」の場。
予想家としてお届けしたい「予想の目線」や「取り上げるファクター」からの気付き。 公開データからは、証明と同時にユーザー様への利用価値を広げる。

例えばパチスロ機に於いて、コインが出る出ないは当然大切なことですが、

「機械割りからのボーダー」
「現在の回転数」
「設定推測」
「役の合成確率」
「特殊出目の確率」

台の設定推測はもちろん
楽しいのは、選んだ先の答え合わせ。
私の感覚がズレていなければ、大方このような楽しみ方をしているではと考えています。

「同じように馬券でも」

「砂短のこういうコメントが出たときは危ない」
「これは自信があるパターン」
「自分の予想と考えが一致した」

等々・・・
予想に設定があるとすれば、果たして幾つなのか。 パチスロ機と同じような楽しみ方を私のサイトを通して提供出来ないか。

「推測と答え合わせを楽しめる予想」

推奨馬が馬券に絡んだ際の「予測的中率」や「予測回収率」の公開し、私の予想を参考に手を出すべきか、それとも別の予想で行くべきか。
ユーザー様の予想の楽しみを奪わず、且つ自身の予想も公開し、選択の余地を残す。

「予想家は神にもピエロにもなる」

同じ期待値を皆で追えば、瞬く間にその値は下がり、予測回収値を必ず下回る。それが馬券の仕組み。
馬券(ギャンブル)で皆が良い思いをすることはあるはずも無く、それは清水成駿からも学んだスタンス。改めて結論はここにあったと納得。

神でもピエロでもなく

「道化師」

私が目指している「ウェブサイト」の方向性がはっきりとしました。

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■砂短白書~代償とその先⑤最終話~

2019年9月9日

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