■第67回中山金杯(GⅢ)

※この記事は2018年01月05日に配信したもので、システムトラブルにより復旧したデータです。
■第67回中山金杯(GⅢ)

過去20年分のレースデータより以下ファクターからの分析結果を見てみましょう。


4番人気以内の勝馬が20回中17頭と意外と頭は順当に収まる傾向。連対も13番人気以下は該当がないため大きく大穴狙いをするのは得策ではありません。平均単勝配当665.5円、平均馬連配当4862.0円と中穴くらいを狙っていくのが妥当と思われ、また、関東馬が優勝したときはいずれも1~3番人気馬で、関西馬が優勝したときは1~8番人気まで幅が広くなっており、関西馬、且つ4番人気馬は連対率が45.5%と非常に高くなっているのは面白いデータかもしれません。
因みに関東馬が1番人気の場合、7勝2着1回と連対率57.1%と以外と信頼度は高く、意外なことに、牝馬は1勝どころか連対も過去1回しかありません。
その1回は6番人気と「デニムアンドルビー」の現在の人気と被るのは嫌な感じです。


馬番による結果を見てみましょう。
内枠が比較的良さげですが、12番も連対率25%となっていることから参考程度の認識で構わないと思います。しかしながら、16番より外は連対0と厳しい結果となっているため8枠は無条件で切り捨ててもいいのかもしれません。


馬齢による着順の結果です。
明け4歳馬の成績はさほどでもないことが分かります。また明け4歳の関東馬は、実はこのレースで優勝した実績がありません。
逆に明け4歳の関西馬は3勝しており、今回の人気馬はいずれも明け4歳馬であることから、注目のデータかもしれません。


最後にローテーションを見てみましょう。
オープン特別、G3からの好走が目立ちますが、中には1000万下条件や準オープンからの勝馬もいることから「格」が通用しないレースであることが分かります。1000万下条件からの勝馬は「シャドウゲイト」ただ1頭ですが、春先はプリンシバルS2着、ダービー出走。秋は菊花賞にも出走した実績もあったことから、ただの条件馬ではなかったことも頭に入れておいたほうが良いのかもしれません。
ディセンバーSからのローテーションが2勝2着5回と好成績のようにみえますが、このローテーションからの出走が多いだけで勝率は4.9%と意外とアテになりません。鳴尾記念、金琥賞、京阪杯が好成績なことから、ここが王道なのかもしれません。あとは参考までにJCからの出走で唯一の勝馬「サイレントハンター」、JCDからの勝馬「アドマイヤフジ」の実績もありますが、両馬共に既に重賞実績十分で「アドマイヤフジ」に至っては前年の同レースの勝馬で58キロのトップハンデをものともせず連覇しています。また、天皇賞、菊花賞からのローテーションは連対馬ゼロであることも覚えておいて損はないでしょう。

上記より、砂短(satan)の推奨馬は以下の通りです。

砂短(satan)の推奨馬
「ウインブライト」「レアリスタ」「アウトライアーズ」「デニムアンドルビー」「セダブリランテス」「ブラックバゴ」「ダイワキャグニー」「ストレンジクォーク」以上8頭です。


※以下補足
※「トーセンマタコイヤ」は10番人気の実績をみて今回は見送りました。
※「カデナ」は関西馬、且つ明け4歳の素質馬ですが、枠順と天皇賞直行の実績より除外しました。砂短(satan)的には人気馬で一番危険だと思っています。

※障害競走・地方開催の重賞は含みません
※予想結果(予想印)につきましては、最強競馬ブログランキング(※外部サイト)で掲載しております。

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